最強の"ツンデレ"役者！？ソンフンがラブコメ演技に込める"信念"とは？

美しい顔立ちと抜群のスタイル＆肉体だけでなく、確かな演技力が評価され、不動の人気を獲得している俳優ソンフン。主演ドラマ「熱愛」(2013年)で見せた"一途な愛"もさることながら、"ツンデレ"が話題を呼んだ大ヒット作「じれったいロマンス」(2017年)の演技など、ラブコメで発揮する仕草や立ち振る舞いは一級品だ。そんなソンフンが、2月23日(土)からDATVで放送される「私は道で芸能人を拾った(原題)」に出演。タイトルからして気になるこのドラマについて、主演を務めるソンフンに役柄や見どころを聞いた。

「私は道で芸能人を拾った(原題)」がDATVで初放送されます。今の気持ちを教えてください。

「今回は本当に面白い作品になりました。韓国でもウケるような内容になったので、同じような感性を持っている日本のみなさんにも、楽しく見ていただけると思います。なので、ドキドキしますし、良い反応をいただけたら良いなと思っています」

出演を決めた理由は何だったのでしょうか？

「第一に脚本が面白かったからです。『じれったいロマンス』も『高潔な君』(2015年)もそうなのですが、ラブコメ作品をいろいろやらせてもらっていたので、他のジャンルをやってみたいなと思っていた時にこの台本を読んで、やらないといけないと思ったんです」

ソンフンさんが作品を選ぶ時に基準やポイントはありますか？

「まずは脚本が絶対に面白くなくてはいけないです。続いて、演出をされる監督とお会いします。直接ミーティングの時間をいただくなり、オーディションを受けるなり、どうにかしてお会いする時間を作って監督と話す時間を設けます。最後まで一緒にやらなくてはいけない方なので、お互いにどのような考えを持っているのか意見交換して、いろいろ話した後に決定します」

気になるのが面白いドラマのタイトルです。どんなストーリーなのか、簡単に説明してください。

「...道で芸能人を拾うお話です(笑)。台本を読む前に題名を見て、『あ、これは新しいな、面白そうだな』という期待感を持って台本を読みました。それで実際に読んでみて、やっぱり平凡ではない新鮮な題材だったので面白かったです」

ソンフンさんが演じるカン・ジュニョクはどのような役柄か教えてください。

「誰にも知られていませんが小さい頃から心の傷を抱えていて、現在は韓国でも全世界的にも知られているトップスターで一匹狼...そしてマイウェイで自分だけの世界を持っている芸能人の役です。『私は道で芸能人を拾った』の"芸能人"は僕です(笑)」

"ツンデレ役"でソンフンさんの右に出る人はいないと思いますが、今回もツンデレ役ですね。

「最後までキャラクターを壊さずにやりたいと思っていました。ラブコメって、最後には2人が結ばれますし、途中で男性が女性を好きになる過程が描かれるじゃないですか？これまで僕が演じてきた主人公は、恋に落ちるといつも急にキャラクターが変わってしまったんですよ。視聴者の皆さんが見るにはとても良い方向に変わったと思われるのでしょうが、僕はいつも変わる前のキャラクターがとても魅力的だなと思っていたので...。今回のジュニョクの場合は恋に落ちてしまったことは認めますが、最後まで自分のキャラクターを捨てず、本当に最後までツンデレであることを念頭において演じました」

もし、ソンフンさんが芸能人を拾うとしたら、誰を拾いたいですか？

「その質問は他でも聞かれたのですが、芸能人にあまり関心がないんですよね。なので、たしか『拾いません』って答えた気がします。絶対に拾わなくてはいけないということだったら...やらされて拾うわけですから、法的な責任も少し小さくなる。思い切って、イ・ビョンホン先輩とチョ・ジヌン先輩を拾って、おふたりのことを監視して、できるだけスキルを奪いたいですね」

この作品の見どころを教えてください。

「このドラマは最初から伏線を張っています。その伏線を予想しながら、いろいろ考えながら見ていただくのも面白いと思います。『これはアドリブか？台本にあるのか？どこまでが脚本通りで、どこからふざけているんだ？』というような視点で見ていただくのも面白いと思います」

最後にDATVの視聴者にメッセージをお願いします。

「みなさん、楽しみながら見ていただいて、たくさんの愛情を注いでくれると嬉しいです。また、このドラマを面白いと心から思っていただけたら、周りの人にたくさん口コミをしていただいて、DATVの視聴を始めるよう伝えてもらえたら、とてもとてもありがたいです。それでは、『私は道で芸能人を拾った』でお会いしましょう」

文＝HOMINIS編集部

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