昨年11月に急逝したHARA、東京の夜景を収めた"幻の楽曲"MVに込められた想いとは

2019年11月24日、韓国のみならず日本でも衝撃が走ったHARAの訃報。"第3次韓流ブーム"とされている今では、TWICEを筆頭に、Red VelvetやMOMOLAND、BLACKPINKら、人気と実力を兼ね備えた韓国のガールズグループが日本でも爆発的な人気を得ているが、HARAが所属していたKARAは、少女時代と共に"第2次韓流ブーム"を牽引した大人気グループ。それだけに、HARAの訃報はあまりにセンセーショナルだった。

圧倒的なビジュアルとカリスマ性で、KARAの中でも中心的メンバーだったHARA。ここまで多くの人々を惹きつけ、未だ鮮烈な印象を与え続ける彼女の何が"特別"だったのか?その魅力を改めてフィーチャーするべく、追悼の意を込めて制作された特別プログラムが、フジテレビNEXTにて3月6日(金)に放送される。

2016年のKARAとしての活動休止後、様々なトラブルがあったことは周知の通りだが、それらを乗り越え、HARAは昨年6月から拠点を日本に移して再始動。ソロアーティストとして"復活"を遂げた第1弾シングルのダンスミュージック「Midnight Queen」(11月13日発売)で見せたパフォーマンスは、KARA時代に勝るとも劣らないカリスマ性を身体中から発散させていた。

番組では、亡くなる直前まで開催されていたZeppツアーの模様や、音楽番組「Tune」でソロ活動に関する想いを語ったインタビュー映像など、ソロアーティスト・HARAとしての様々な表情を切り取っている。"ヒップダンス"で知られるKARA時代の代表曲「ミスター」を歌った「TOKYO GIRLS MUSIC FES 2019」のパフォーマンスもあり、「久しぶりの日本のステージでアガっています」と、その緊張ぶりが伝わってくるMCも披露している。

また、今年1月、ファンからの声に応える形で解禁された「Midnight Queen」のカップリング曲「Hello」のMVも収録されている。ファンへの感謝が込められたこの楽曲は、HARA自身も作詞に参加。美しいモノクロームの東京の夜景から始まるこのMVは、HARAの希望でZeppツアー直前に撮影されたものだ。彼女の透き通るような声が印象的なラブバラードで、HARAが辿るその後を重ね合わせて聴くと、否が応でもセンチメンタルな気持ちがこみあげてくる。

HARAの他界からまもなく3ヶ月――その衝撃は未だに薄れておらず、ファンからは生前の様子を公開してほしいという声が殺到しているという。もちろん時間は巻き戻せないが、少なくとも再始動後に見せていた表情からはひたむきな情熱が確かに感じられる。こうした映像の中では、HARAはいつまでも美しく、煌めく存在のままで在り続ける。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

HARA 追悼特別番組
放送日時:2020年3月6日(金)22:00~
チャンネル:フジテレビNEXT ライブ・プレミアム
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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