「みんな一緒に」東方神起の日本語曲に喜びの声!「Beyond Live」が熱狂を呼ぶ理由とは

コロナ禍によってエンタメ業界が大きく変わった2020年。世界中のアーティストが様々な手法で無観客ライブを試みる中、SMエンタテインメントが今年4月に立ち上げた次世代型コンテンツが、「Beyond Live」シリーズだ。その中でも、特に大きな反響を呼んだ東方神起のライブ「TVXQ! - Beyond the T」が、10月10日(土)にKNTVにてテレビ初放送される。

AR(拡張現実)と3Dグラフィック技術を活用した新概念のライブ体験――まだ未体験の方にはどこか絵空事のように聞こえるかもしれないが、その没入感と満足度は正直いってケタ違い!「Beyond Live」で味わう、ライブ会場の最前列さながらの興奮を改めてレポートしてみたい。

東方神起・ユンホ、チャンミンの圧巻のパフォーマンス!(「TVXQ! - Beyond the T」)

東方神起のライブは、これまでの単独公演同様、凝ったVCR(本人出演のオープニング映像)からスタート。赤い光に満ちた空間で目を覚ました2人がゆっくり動き出すと、そこでリアルタイムのステージ映像と画面が切り替わる。オープニングは、白×黒のスーツで人気曲「呪文-MIROTIC-」を披露。初めて「Beyond Live」を経験した人は、この時点でさっそく度肝を抜かれるに違いない。

ライブ会場ではモニターに映る彼らの表情を双眼鏡などで見ていた人も多いだろうが、「Beyond Live」では、クリアな映像で何度も美しい顔面が画面を支配する。また、ダイナミックかつ「そこが見たかった!」と思わず拍手をしたくなるようなスピーディーなカメラワークも秀逸。壁と床一面が映像モニターとなっていて、次々に切り替わる背景とパフォーマンスの見事なシンクロも確実に押さえられていくので一瞬も目が離せないのだ(幾何学模様、宮殿、炎、ヘリコプター、雨...と、映像モチーフも実に多彩!)。

MCに入ると、Beyond Live専用グッズを手に応援する世界中のファンの顔がズラリとモニターに並び、声援やコメントがリアルタイムに届く新鮮な空間を誰もが純粋に楽しんでいる様子だった。それを確認したユンホ、チャンミンの表情も自然とほころんでいく。

ユンホ(「TVXQ! - Beyond the T」)

セットリスト中盤には、日本のファンには堪らないシーンも。日本デビュー15周年を記念した東京ドーム公演が中止になったことから、日本語曲の「ANDROID」「Trigger」「明日は来るから」が披露されたのだ。機械都市を連想させる映像を背負って踊った「ANDROID」では、「行くぜ!」「みんな一緒に!」とユンホが日本語で煽る部分もあり、コメント欄には日本ファンの喜びの声が殺到。「明日は来るから」では巨大クジラの映像が空間を泳ぎ、最新技術とコラボした2人のさまざまな姿が届けられた。

ビデオチャットで交流するインタラクティブコーナーは、ファンの質問に2人がリアルタイムで回答。質問者に選ばれ、突然、自分の顔がアップになったファンが慌てふためくと、「落ち着いてください...!」とユンホが声をかけ、チャンミンが笑うといったいつも通りの構図も微笑ましい。

日本のファンが聞いた「大切なお仕事前やライブ前にするルーティンは?」という質問には、ユンホが「冷水でシャワーを浴びて集中しようとする」、チャンミンが「刺激的な食べ物は控える、最大限禁酒」と回答。コーナーが終わると、画面越しにファンが一斉に拍手し、物理的な距離を越えた一体感に心が温かくなる一幕もあった。

チャンミン(「TVXQ! - Beyond the T」)

ウィズコロナにあって、世界中のファンと同じ時間を共有することのできる「Beyond Live」は、まさに"これから"のコンサートだ。最新技術を散りばめた驚愕の演出、ライブ会場よりも東方神起をむしろ身近に感じさせるプレミア感...そんな新感覚のライブ体験を、テレビならではの大画面で存分に味わってみてはいかがだろうか。

文=川倉由起子

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放送情報

TVXQ! – Beyond the T
放送日時:2020年10月10日(土)16:45~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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