6月から韓国で放送が始まった新ボーイズグループのオーディション番組「LOUD」が、日本からも熱い注目を集めているJ.Y. Park(パク・ジニョン)。NiziUを誕生させた「Nizi Project」での含蓄のある言葉の数々が金言として話題を集め、ベストアルバム『J.Y. Park BEST』が日本で発売された際には、名言をまとめたブックレットが特典として付属したことも記憶に新しい。
自身が設立した芸能事務所・JYPエンターテインメントでTWICE、Stray Kidsといったトップアイドルを次々と誕生されている"名プロデューサー"であり、数々の発言から"理想の上司"という印象の強い彼だが、反骨精神にあふれていたデビュー当時を知る人は意外と少ないのではないだろうか。
そんなJ.Y. Parkの意外な一面を知ることができるのが、7月4日(日)にMnetにて放送される「ユ・クイズ ON THE BLOCK #68 J.Y. Park出演回」だ。この番組は国民的MCとして知られるユ・ジェソクがゲストに質問を投げかけてトークを繰り広げるバラエティ。J.Y. Parkは、NiziUブームに沸く去年の8月、ソンミとのデュエット曲「When We Disco」でカムバックしたタイミングで番組に登場し、赤裸々なトークを繰り広げた。
プロデュースしたアーティストたちとの裏話など、J.Y. Parkの人柄が垣間見えるトークが展開される中、彼自身のアーティスト活動にも及び、過去に大きな話題を集めた伝説の"ビニールズボン"について、その真意が語られていく。
このビニールズボンは、デビュー当時のJ.Y. Parkが音楽番組で着用したスケスケの衣装のことで、世間的には"J.Y. Parkの黒歴史"とされてきたものだ。番組でユ・ジェソクから「あの衣装は誰のアイデアだったか?」と聞かれると、J.Y. Parkは「自分のアイデアだった」と明言した。
当時の韓国のテレビ番組では、青少年への悪影響を考慮し、ピアスやサングラスの着用やヘアカラーの使用、へそ出しといった肌の露出などが禁止されていたという。そのことが理解できず、反発心から着用した...とビニールズボン衣装の裏に隠された真意を語った。
さらに、その放送後に、テレビ局の役員から屈辱的な言葉をかけられたというエピソードも披露。J.Y. Parkはその侮辱された言葉、"タンタラ(芸能人を見下す言葉)"をあえて2ndアルバムのタイトルに選び、その言葉をいい意味に変えて、後輩たちが侮辱されないようにしようと誓ったという。意外な反骨精神と同時に、現在に通じる人格者な一面が当時のエピソードからも垣間見え、実に興味深い。
自身のコアをしっかりと持ち、その信念に則った道を貫いてきたJ.Y. Park。そんな彼だからこそ第一線で活躍できるトップアーティストたちを次々と輩出することができるのだろう。今後はどんなアーティストを生み出していくのか?そしてアーティストとしてもどんなパフォーマンスを見せてくれるのか?今後の活躍にも期待大だ。
文=HOMINIS編集部
放送情報
「ユ・クイズ ON THE BLOCK」#68 J.Y. Park出演回
放送日時:2021年7月4日(日)17:00〜
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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