海兵隊に入隊したキム・ミョンス(エル)、インスタでも垣間見せる「愛猫家」ゆえの好感度

INFINITEのメンバー、エルとしても知られ、その抜群のビジュアルから「"ビジュ"エル」の愛称でも親しまれてきたキム・ミョンス。誰もが認める完全無欠のルックスで数々の作品の主演を務めてきた彼が、今年2月終了の時代劇「暗行御史(アメンオサ)：朝鮮秘密捜査団(原題)」を最後にファンに惜しまれつつ兵役に...。過去にはヒョンビンらが入隊し、訓練の厳しいことで知られる海兵隊を志願したことでも話題を呼んだばかりだ。

過酷で厳格な海兵隊を選ぶ男気を見せたミョンスだが、その素顔はロシアンブルーの"ビョル"を溺愛する愛猫家の一面も。300万人超えのフォロワーを抱えるInstagramでは、撮影中のメイキングやモデル顔負けのプライベートショットが並ぶ中、"ビョル"の写真や動画を投稿し、愛猫を前にした時の何とも言えない笑顔も反響を呼んでいる。2020年には、そんな"ビョル"も役作りの一助にしたという主演ドラマ「おかえり～ただいまのキスは屋根の上で!?～」が、8月29日(日)より女性チャンネル♪LaLa TVにて放送される。

本作は、ミョンスが"人に変身できる白猫・ホンジョ"を熱演したファンタジックラブコメディで、新たな飼い主となったヒロインのソラ(シン・イェウン)を見守るホンジョは、彼女がそばにいるとイケメン男子に変身してしまう設定だ。

段ボールにちょこんと入ったり、ミルクを口につけたりする無防備なシーンは、本物の猫顔負けのチャーミングさで世の女性たちを翻弄。「そういった仕草が猫っぽいと現場でもよく言われていました(笑)」と当時のインタビューでも明かしている。

自由気ままで少しわがままな猫らしい振る舞いもよく研究していて、ミョンスが演じるとあまりにナチュラル。ソラを愛おしそうに見つめたり、優しく肩を抱き寄せたりする姿も癒しオーラ満点だ。"シンモルナム(神が全てを授けた男)"とまで称される彼だけに、とろけるように甘く美しいキスシーンは何度見てもうっとりさせられてしまう。

そんな人間離れした完璧なルックスゆえ、猫のようなファンタジックな役柄もハマってしまうミョンスだが、2019年にはラブロマンス「ただひとつの愛」(2019年)でも、ヒロインの恋を成就させようとする天使・ダン役を好演。こちらも一風変わったキャラクターだが、洗練された茶髪イケメン天使のビジュアルはもちろん、男らしい姿や一筋の涙など、俳優としての表現力や魅力がたっぷり詰まっている。

来年夏に予定されている除隊後は、海兵隊の誇りを携え、男としてより一層たくましくなった姿を見せてくれるであろうキム・ミョンス。その前に、"猫"や"天使"に扮したファンタジックな作品を通して、彼の役者としての振り幅を堪能してみるのも一興かもしれない。

文＝川倉由起子

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