今から10年ほど前に"アジアのプリンス"として絶大な人気を集めていた韓流スター、チャン・グンソク。いたずらっぽい瞳のやんちゃな"俺様"キャラで、日本でも人々の心を掴んだ。ドラマ「美男ですね」(2009年)でブレイク、映画『きみはペット』(2011年)などが日本で大ヒットし、1stシングルがオリコン・シングルランキングで初登場1位という海外アーティスト史上初の快挙を記録。俳優・歌手として人気を博し、グンちゃんの愛称で親しまれた。
昨年、約2年に渡る兵役代替服務を終えて復帰を果たしたグンソク。今年3月に配信した3年7ヶ月ぶりとなる新曲「Star」を皮切りに、5月に「Emotion」、8月と9月は2ヶ月連続で「雨恋」「Day by day」と新曲を連発し、精力的な音楽活動を敢行。ビジュアルや歌声にも"成熟した大人の魅力"が加わり、アーティストとして再び高い評価を得ている。
そんなグンソクの貴重な姿が確認できるのが、初めて東京ドームで開催したライブ「2011 THE CRI SHOW IN TOKYO DOME JANG KEUN SUK LIVE&DOCUMENTARY」だ。東京ドームに約4万5000人を動員した同公演が11月13日(土)にホームドラマチャンネルにて放送される。
プリンスのイメージをそのままに、ブロンドヘアに王子様のような衣装をまとい、自らの「プリンスワールド」に招待するというサービス精神たっぷりの演出でファンを熱狂の渦に巻き込んだ。低く色気のある声でバラードを甘く、ロックなナンバーはクールに歌い上げ、友人のDJ・Big Brotherとタッグを組んだクラブミュージックのユニットではラップで会場を盛り上げていく。
馬車で登場したかと思えば、クレーンで宙吊りになったり、バルーンを使って客席上を巡ったり、さらにMCはすべて日本語で行い、弾き語りも披露するなど、ファンへの愛とグンソクの多彩な魅力が溢れた。細部に渡るこだわりや想いの込もった歌唱からも、憧れの東京ドームにかける彼の努力や情熱が伝わる公演となった。
なおホームドラマチャンネルでは3ヶ月連続特集として、12月には昨年開催した日本向けオンラインファンミーティング「2020 JANG KEUN SUK X'mas Online Fan Meeting~always with U~」、1月には入隊前最後の公演のディレイビューイング「JANG KEUN SUK THE CRISHOW IV -Voyage- DELAY VIEWING」の放送も予定している。
改めてその活動を振り返れば、なぜチャン・グンソクがファンの心を掴んで離さないのか、その理由がきっと分かるはず。今もなお輝きを放ち続ける、彼の音楽活動の進化が今後も楽しみだ。
文=中川菜都美
放送情報
2011 THE CRI SHOW IN TOKYO DOME JANG KEUN SUK LIVE&DOCUMENTARY
放送日時:2021年11月13日(土)8:15~
2020 JANG KEUN SUK X'mas Online Fan Meeting 〜always with U〜
放送日時:2021年12月25日(土)18:30~
JANG KEUN SUK THE CRISHOW IV -Voyage- DELAY VIEWING
放送日時:2021年1月
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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