ズバ抜けたバラエティ力は健在！持っている男、イ・スンギが「紳士のスポーツ」でミラクル連発

かつては韓国で"国民の息子"や"国民の弟"と呼ばれ、歌手やMCなどなんでもマルチにこなしてきた人気俳優イ・スンギ。盛り上げ上手で愛嬌たっぷりの笑顔が魅力のスンギは、人生の大先輩に教えを乞う「イ・スンギのチプサブイルチェ～師匠に弟子入り」や、MZ世代のお悩み相談番組「サークルハウス」など、近年はバラエティ番組でも大活躍中だ。

人懐っこくて天真爛漫なイメージのあるスンギだが、今年1月には35歳の誕生日を迎え、大人の男性と呼ばれるには申し分ない年齢となった。そんなスンギは2年ほど前から、"紳士のスポーツ"とも呼ばれるゴルフを始めたようで、その腕前を新たな冠バラエティ番組「イ・スンギの楽しいゴルフ 072(コンチリ)」で披露している。

世界有数のゴルフ大国として知られる韓国だが、屋外で楽しめるスポーツとしてコロナ禍で人気をさらに拡大している。ゴルフ歴2年のスンギもまさに時代の流れに乗るようにゴルフにハマった一人。「イ・スンギの楽しいゴルフ 072」では、お笑い芸人のイ・ギョンギュや読売ジャイアンツの4番打者を務めた元プロ野球選手のイ・スンヨプ、プロゴルファーのユ・ヒョンジュといったレギュラーメンバーたちに加え、毎回登場するゴルフ好きゲストらとチームを組んで白熱のゴルフ対決を繰り広げる。

制作発表で「今作を通じて初心者ゴルファーたちの希望になりたい」と熱い思いを語っていたスンギ。ゲストを迎える前には、レギュラーメンバー4人でラウンドを回ることに。久々にゴルフクラブを握ったというスンギは、ボールがハザードに落ちるなど序盤から苦戦する様子を見せた。やがて少しずつペースを掴んでくると、プロでもなかなか出せないような"ナイスショット"を連発。さすがバラエティで重宝されるだけあって"持っている"プレーを繰り出し、他の共演者たちをあっと驚かせた。

また、ゲストのチュ・サンウクとラウンドを回った時には、スンギが打ったウォーターハザード横からのショットが水面を8回も跳ねるという奇跡を起こし、周囲から感嘆の声と笑いが巻き起こった。時に繰り出されるスーパープレーは、まさに"初心者たちの希望"のようだ。

ゴルフ人気という追い風を受けて大好評だった「イ・スンギの楽しいゴルフ 072(コンチリ)」は、現在、韓国ではシーズン2の放送を終え、シーズン3が3月19日(土)から放送予定。昨年末の「2021 SBS芸能大賞」でも、スンギは本番組と「イ・スンギのチプサブイルチェ～師匠に弟子入り」でプロデューサー賞や今年のバラエティ人賞を獲得しており、人気のほどが伺える。

年齢を重ねても変わらず観る者を楽しませてくれるスンギ。彼の朗らかな笑顔や、ズバ抜けたバラエティセンスに多くの人が癒やされるに違いない。

文＝津金美雪

この記事の全ての画像を見る