吹き替え声優に初挑戦の松本若菜が芸能界で生き残る秘けつを告白「あまり気にし過ぎないこと」
声優

松本若菜が、8月8日(金)公開の映画「ジュラシック・ワールド/復活の大地」で初めて日本語吹替版声優に挑戦した。
同作品は、1993年の『ジュラシック・パーク』を皮切りに壮大な世界観をスクリーンで構築し、ビッグヒットの概念を塗り替え、3部作2組で世界60億ドル超えの興行成績を記録した「ジュラシック」シリーズの最新作。前作の映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022年)から5年後の世界を舞台に、陸・海・空3大恐竜のDNA採取に挑むチームを描く。
地球環境は恐竜にとって生きづらくなり、現存する個体は赤道近くに隔離され、太古の時代に近い気候で生きながらえていた。そんな中、陸・海・空にわたる3大恐竜が、人類の命をも救う心臓病の特効薬を作る上で鍵となるものをDNAに内包していることが判明。その遺伝物質を手に入れるために編成された腕利きの秘密工作員、ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)率いる精鋭チームは、種々雑多な恐竜が埋め尽くす島に足を踏み入れる...というストーリー。松本は、ゾーラの声を務める。

今回、松本にインタビューを行い、出演を聞いた時の感想や演じる上で意識したこと、初めての日本語吹き替え版での声優業、「ジュラシック」シリーズの魅力などについて語ってもらった。
――初めてオファーを聞いた時の感想は?

「『え...私? どうして? なんで⁇』とびっくりして、なかなか頭の整理ができなかったですね(笑)。でも、心から嬉しくて『ぜひ、ぜひ、やらせていただきます!』とお返事させていただいて、『精一杯務めさせていただきたいな』と身が引き締まるような思いでした。世界的な超大作ですし、私も小さい頃からシリーズを見てきた作品の最新作ということもあり、シリーズ初となる女性が主人公の作品に参加させていただくことはとても意味があることだなと思って、プレッシャーを感じながらも気合が入りました」
――「ジュラシック」シリーズのどのようなところに魅力を感じますか?
「"恐竜"というロマンを求めて復活させてしまった結果、自然の摂理に反した行いのしっぺ返しを食らってしまうという、どこか今の私たちの生活にも刺さるメッセージが込められているところですね。恐竜が出てきてドキドキハラハラという以外にも、"人間の愚かさ"や"生命の尊さ"など、私も子供ながらに感じていたので、今の子供たちにもいろいろな感情を受け取って、考えてもらえるのではないかと思います」

――ゾーラを演じる上で意識したことは?
「ゾーラは特殊工作員で、過去に友人を亡くし、同時期に母親も亡くしていて、心の傷が癒えていない状況で、今回のミッションに参加するかどうか悩むという背景があるのですが、そんな彼女の"弱さの中にある強さ"というものを表現できたらと思って臨みました。また、リーダー的な存在でありますので、チームを引っ張るような口調は意識しました」
――スカーレット・ヨハンソンの演技に対して感じたことは?
作品情報
ジュラシック・ワールド/復活の大地
日時: 8月8日(金) より大ヒット上映中!
配給:東宝東和
詳しくは
こちら