小林千晃、アニメ『地獄楽』第二期は全員でノンストップ収録「戦闘シーンは本当に疲れるんです(笑)」第二期インタビュー

声優

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――画眉丸の妻への想いって本当に強くてとても魅力的ですよね

「そうですね。それって本当に大事なことだと思います。想いを貫くことって、我々も大切にすべきことだと思うんですよ。世の中にさまざまな意見が飛び交うなか『その意見もあるよね』、『こっちもいいな』と自分の想いを変えたり、流行りに流されそうになったりするけど、それでも自分が『大切にしたい』と思うものを信じて行動するのが一番生きやすい。そんなことを『地獄楽』から学びました」

――小林さんは演じた役から『人生の生き方』を学ぶことも多いのでしょうか?

「そうですね。作品に触れると見識が広がるし、役を通して違う人物になると、いろいろな感情を湧き立てられることが多くあります。声優という仕事をしていると、『小林千晃』という個人の人生が豊かになっていく感覚があるな、と勝手に思っていますね」

――画眉丸を演じるなかで、どんなところに楽しさややりがいを感じていましたか?

「画眉丸って俯瞰的で、淡々としていて、冷静沈着じゃないですか。その範囲のなかで『どれだけ表現できるのか』に面白さを感じていました。たとえば、亜左弔兵衛(CV:木村良平)だと、怒りや楽しい瞬間、笑いを発するところなど、メーターが振り切れているし、お芝居をしていても楽しいと思うんです。一方で、画眉丸は感情を吐き出すことが少ないキャラクター。だけど、僕はそのなかで『あれ?画眉丸もしかして喜んでる?』『これは...怒ってるのか?』と彼のわずかな心の機微を表現することに楽しさを感じていました」

――演じる際、感情の振れ幅がないと難しいものなのでしょうか?

「確かに振れ幅がないと難しいんですけど、そこをあまり意識しないように演じましたね。『振れ幅が少ない』と考えすぎると、面白くない人物になってしまうので、アウトプットするときは"画眉丸の感情の範囲内で"思いっきりやるようにしているんです。

たとえば舞台だとお客さんに直接その表現が伝わっちゃいますが、この作品はアフレコなので、お客さんが見る前に監督や原作サイドなど、何重にもチェックがある。さらにディレクションもしてくださるので、僕も演じながら頼ることができます。画眉丸は、制作サイドの方々と連携しながら演じているところはありますね」

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