花澤香菜、忍びの頭領としてファンを魅了!ささやきの術とアコースティックライブが響いた「ディスティネーションの里☆」
声優
花澤香菜のファンクラブイベント「ディスティネーションの里☆」が、竹芝ニューピアホールにて開催された。本レポートでは、昼夜二部制で行われたうちの【夜の部】の模様をお届けする。
「大名たちが血で血を洗う争いを繰り広げる中、誰にも知られず血を流す者たちがいる」
重々しいナレーションとともに幕を開けた今回のイベント。テーマは"忍者"。人知れず生き、人知れず任務を果たす忍者たちの日常を描くというコンセプトのもと、観客は一気に非日常の世界へと引き込まれていく。
ほどなくして姿を現したのは、"忍者の頭領"としてピンクの忍装束に身を包んだ花澤香菜。そして、毎年恒例となったファンクラブイベントのMCを務める稲田徹が、"忍者の卵、略して忍たま"として登場。稲田は自身で手作りしたという衣装で、開幕早々その完成度と"出オチ感"で会場を沸かせた。
オープニング早々に行われた恒例のカラオケコーナーでは、花澤がおもむろにサングラスをかけてスタンバイ。選曲は、アニメ「NARUTO」の主題歌として知られるFLOWの「GO!!!」。忍者のテーマにぴったりの一曲を力強く歌い上げ、会場のボルテージは一気に最高潮へと引き上げられた。
夜の部ならではの企画として披露されたのが、「ささやきの術」。観客から寄せられた質問に対し、花澤が囁くような声で答えていくというコーナーだ。
「好きなパンは?」「おすすめのお掃除便利グッズは?」といった質問に対し、「クロワッサン......」「光ってホコリを見えるようにしてから吸い取るやつ......」と、マイクを通して花澤の囁き声が静かに響く。その"言葉のクナイ"が心に刺さったファンは、「ズッキューン!」と声を上げるというお約束も相まって、会場は甘く熱気に包まれていた。









