築125年を迎えて、営業しながらの保存修理工事を行っている松山市の道後温泉本館。その工事期間中にコンテンツを次々と発信する"道後REBORNプロジェクト"の一環として、手塚治虫の「火の鳥」とコラボし、手塚プロダクション自ら制作したオリジナルアニメーション「火の鳥"道後温泉編"」が完成。5月24日、本作で少彦名(スクナヒコナ)役を務める人気声優・三森すずこが、道後温泉本館前で行われた完成披露発表会に登壇した。
"道後REBORNプロジェクト"のメインコンテンツとなる「火の鳥"道後温泉編"」。大国主(オオクニヌシ)と少彦名が登場する神話時代の「玉の石伝説」、西暦596年に聖徳太子が来浴したという飛鳥時代の「聖徳太子の来浴」の伝説に基づいてストーリーが構築されている。
温泉が大好きだという三森だが、道後温泉を訪れたのは今回が初めて。発表会では「道後温泉の佇まいに感動しました。威厳があり、温泉地に来たというより歴史の観光をしに来た感じです。ご縁があって、今、私もここにいることにジーンとしました」とコメントした。また、楽天トラベル「女ひとり旅に人気の温泉地ランキング」で5年連続1位となっている道後温泉について、「プライベートで訪れた際には、旅館オリジナルの浴衣を着て、外湯めぐりをしてゆったり過ごしたい」と笑顔も見せていた。
道後温泉本館の保存修理工事中のプレミアムなコンテンツを発信する道後REBORNプロジェクトでは、今後も本館周辺の装飾や、新たな映像等コンテンツの発信を続けていく。この日発表されたオリジナルアニメーションの続編の制作も企画されているほか、本館周辺の景観も、工事の進捗と共に変貌を遂げていく予定だ。
作品情報
オリジナルアニメーション「火の鳥"道後温泉編"」
道後REBORN公式サイトにて公開中
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