関智一が『PSYCHO-PASS サイコパス』の魅力を語る！

アニメ好きとして知られる番組MCの吉田尚記アナウンサーが、豪華ゲストと一緒にアニメカルチャーをさまざまな切り口で楽しむアニメトークバラエティ『ミューコミプラスTV』。8月(#26)、9月(#27)にBSスカパー！＆アニマックスで放送される回では、9月よりアニマックスでシリーズの放送が決定した『PSYCHO-PASS サイコパス』を特集。

同シリーズは、人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測し、それを数値化する「シビュラシステム」が導入された近未来の日本を舞台に、犯罪に関する数値「犯罪係数」を測定する銃「ドミネーター」を持つ刑事たちの姿を描く。これにちなみ、狡噛慎也を演じる声優・関智一と吉田アナが、モデルガンを手にサバイバルゲームに挑戦した今回の「ミューコミプラスTV」の収録後、関に同シリーズの魅力などを聞いた。

――2012年放送当時から現在まで高い人気を博している『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズですが、その魅力はどんなところにあると思われますか？

「現代でも皆さんが感じているような、人間の心に切り込んでいくようなテーマが入っていることと、今はまだ一般的にはなっていないけれど、そのうち現実化しそうなリアリティのある舞台設定が魅力ですね。あとは、やっぱり美麗なキャラクターが人気なのかなって思います」

――TVシリーズ第3期の舞台は、劇場版三部作『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』のCase.3から3年後の世界ということですが、狡噛の登場、そして活躍は期待してよいのでしょうか？

「どうですかね。まだ僕も全然分からないので。でも、登場したらいいなとは思っています。Case.3のエンディングで、狡噛が『日本に、帰ろう』って言っていましたよね。TVシリーズ第１期の最後で、世のためとはいえ人を撃ち殺してしまったので、そこから彼はずっと後悔と迷いの中で暮らしてきました」

「日本に帰ると決めたことは、きっと自分なりに気持ちの整理がついたのだと思うので、あそこで狡噛の出番が終わりでも、物語としては破綻していないと思います。でも、せっかくですから、第３期にも関われたらいいですね」

――狡噛もTVシリーズ第１期から『PSYCHO-PASS サイコパス SS』までの間に、かなり人間的な変化を遂げていますが、関さん自身にも変わったことはありましたか？

「初めて狡噛を演じたのは、まだ30代の頃ですが、まもなく50代になろうかという感じなので、衰えたなという感じはします。声優は普通の俳優さんと違って、年相応の役ばかり演じる訳ではないので、そこは難しいところですよね」

――最後に『ミューコミプラスTV』、『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの放送を楽しみにされているファンの方たちへメッセージをお願いします。

「皆さんが期待している以上に面白い作品が、今まさに作られているのではないかと思います。第３期が放送されるまで、アニマックスでこれまでのシリーズをご覧になり、気分を高め、コンディションを整えてお待ちいただけると、きっと新作がより楽しめるはずです」

文＝中村実香　撮影＝中川容邦

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