特番収録後の井口裕香、柿原徹也、KENN、森川智之に直撃！「モンチッチ」の魅力とは？

40年以上にわたって親しまれ、世界中で人気の日本生まれのキャラクター、モンチッチ。そんなモンチッチたちが主人公のフランスで制作された3DCGアニメ「モンチッチ」が、7月4日(日)よりカートゥーン ネットワークで日本初放送される。これを記念して、日本語吹替版を担当した声優、ハナエ役の井口裕香、カウリ役の柿原徹也、ウィロー役のKENN、シルバス役の森川智之が出演する特別番組「カートゥーン モンチッチ祭り！」も7月3日(土)にオンエアされる。同番組では、モンチッチと同じ誕生日という縁で、以前から声優界随一のモンチッチ好きとして知られる森川をMCに迎え、井口、柿原、KENNが「モンチッチには前身となる人形がいた」「モンチッチはある大会で準優勝に輝く偉業を達成していた」「世には出ていない開発途中のモンチッチがあった」などの秘密に迫るクイズに挑む。今回は番組収録後に4人へインタビューを行い、作品への思いなどを聞いた。

――収録を終えたばかりの特別番組の感想をお聞かせください。

森川「僕たち出演者自身が楽しめれば、番組をご覧になっている皆さんにも、絶対楽しんでいただけるだろうなと思っていました。モンチッチ初心者の方でも、モンチッチワールドにすんなり入ることができる雰囲気の番組になりました」

井口「すごく楽しかったです！司会進行を大先輩の森川さんにまるっとお任せして、私たちは伸び伸びとモンチッチのことを学ばせていただきました。森川さん、本当にありがとうございました！。今、アニメでハナエを演じさせていただいていても、まだまだ知らないことがたくさんあったので、今日はモンチッチの歴史などを改めて知ることができて楽しかったです」

柿原「楽しかったですね。井口さん、KENNちゃんと一緒にアフレコさせていただいていて、現場の雰囲気は出来上がってきている中で、今日は司会進行で森川さんがいてくださったので鬼に金棒でした。ただただ楽しく、言いたいことを言わせていただいて、ご覧になる皆さんにもモンチッチの魅力が伝わったんじゃないかなと思います」

KENN「非常に楽しい時間でした。今日ご一緒させていただいた皆さんそれぞれ、モンチッチにゆかりのある方で、中でも森川さんはもともとモンチッチがお好きだったことや、お誕生日が一緒でバースデーイベントの際には、モンチッチくんとモンチッチちゃんが駆けつけてくれたといったお話を伺っていました。そんな森川さんがMCを担当される番組ということで、モンチッチの懐の広さをまだご存じない方にもお伝えできたらなと思いながら臨ませていただきました」

――皆さんがお感じになる作品の魅力や思い出深いエピソードなどをお聞かせください。

森川「この作品の中でモンチッチたちが起こす出来事は、人間の子供たちが起こすのと同じようなことなんですよね。失敗したり、いたずらした時には怒られたり。1話完結のエピソードなので、気軽に楽しんでいただけると思います」

井口「オープニングの歌を、ハナエ役として歌わせていただきました。歌の先生に『ハナエらしく元気にやんちゃに』と、ご指導いただきながらレコーディングしたことが印象に残っています。作品内では、キャラクターたちが鼻歌を歌うシーンがあるのですが、日本語ならではの可愛らしい歌も楽しんでいただきたいです」

柿原「ハナエとカウリ、ウィローの3人が一緒に出掛ける中でのわちゃわちゃ感が、お芝居ですけど本当に子供の頃に戻ったような感覚になります。3人はいつも一緒にアフレコさせていただいているので、そんな作品の世界観に入っていけるのがすごく楽しいです」

KENN「今まであまり使ってこなかった声の音域で表現させていただいているので、台本を読みながらお芝居を考えることがとても楽しいです。キャストの皆さんも優しくて、ちょくちょく差し入れまでしてくださるのですが、すごくおいしいです(笑)」

――放送を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします。

森川「世界中で愛されているモンチッチが、フランス生まれの3DCGアニメになりました。日本の皆さんにとっては、モンチッチのすごさを再確認できる作品になっています。彼らと一緒に、楽しい夢を見ることができるといいなと思います。友情や思いやりなどがステキに描かれているので、ご家族そろってお楽しみください」

井口「私自身初めての外画アニメではあるのですが、先輩たちにいろいろ教えていただきながら、スタッフ＆キャストの皆さんと力を合わせて楽しく収録しているので、その現場の雰囲気が皆さんに伝わるといいなと思います。個人的にも大好きなモンチッチに携わることができて、本当に嬉しいです。子供から大人まで、みんなで楽しんでいただければと思います」

柿原「僕は教師だった父の影響で、もともと先生になるつもりでした。そんな僕が声優になったのは、子供に見てもらえるアニメ番組を作りたいという気持ちからでした。『モンチッチ』という作品は、当時の僕が『これを子供に伝えたいな』『こういう役を演じたいな』と思っていた作品にドンピシャなんです。僕らは日本語で、日本の子供たちにモンチッチの素晴らしさを伝えられるように頑張りたいと思います」

KENN「もともと日本生まれのモンチッチがヨーロッパで人気になり、フランスで制作されたアニメが日本語吹替版で放送されるということで、僕たちが演じさせていただいているモンチッチたちの物語は世界共通なんだと感じました。日々を生きる上で大切な心の基本的な部分を教えてくれる、老若男女問わず楽しめる作品ですので、たくさんの方にご覧いただきたいです」

文＝中村実香

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