「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズの原作・楽曲制作を手掛けた音楽プロデューサー・上松範康が原作を務めるオリジナルTVアニメ「ヴィジュアルプリズン」。ハラジュクを舞台に、音楽を愛するヴァンパイアたちが強大な力を得るために、年に一度のヴァンパイアの宴、"ヴィジュアルプリズン"で最も美しい歌を競い合う姿をドラマチックな演出と楽曲で描く。本作の10月からの放送に先駆けて、第1話先行上映会&トークショーが9月18日に東京・新宿バルト9で行われた。
この日、登壇したのは主人公・結希アンジュ役の千葉翔也、ギルティア・ブリオン役の古川慎、サガ・ラトゥール役の江口拓也の3人。千葉は「俺もあんたみたいに、歌いたい...」、古川は「俺の想いはとうに尽きた...」、江口は「檻みてぇな世界を...すべて壊してやる!」と、各キャラクターのセリフを口にしてからステージに登場。まずは自身が演じるキャラクターについて、千葉は「上京してきたばかりのまだ右も左もわからない少年で、人と関わることがあまり得意ではない部分がありますが、音楽そして歌を歌うことへの憧れや好きという気持ちは誰にも負けないんじゃないかなと思います」と紹介。
古川は「見るからに美しい御方」と評しながら、登場の際にも口にしたフレーズ「俺の想いはとうに尽きた...」に触れ、「彼に一体何があったのかは、これから語られていきます。彼が1話でどういう登場をして物語に絡んでいくのか、ぜひ楽しみにしていただければ」と微笑んだ。江口は「見た目通り、治安が悪い。常にぶっ壊したがっています」と端的に紹介。「口数の少ない男なので、1話だけじゃ『こいつ何だ?』と思うかもしれませんが、物語の蓄積の中で、どういう人物なのか感じていただきたいと思います」と、含みのあるコメントを語った。
声優としてではなく、一視聴者としての作品の感想を聞かれると、江口は「めちゃくちゃ楽しめると思いますよ。声出して笑ったところが複数回ありました」と告白。また、作品の核ともいえる上松が手掛ける主題歌や各ユニットによる挿入歌について聞かれると、千葉は自身と古川が参加するO★Zの楽曲「残酷シャングリラ」について、「意外とダークさよりも、突き抜ける勢いや真っすぐさが伝わる、疾走感のあるロック」と表現した。
同曲で古川は、1人だけ下のパートを歌っていることに触れながら「僕はアニメーションの内容と楽曲がマッチしているような気がしていて」と、アニメを見進めるうちに歌詞が本編とリンクする度合いが深まっていくとの自身の見解を語り、「アニメ全編を見終わった後にまた『残酷シャングリラ』を聴いていただくと、ちょっと泣けるかも」と気になるコメントを残した。
一方、O★Zと"ヴィジュアルプリズン"で競い合うことになるユニット・LOS†EDENのリーダーとして「BLOODY KISS」のレコーディングに臨んだ江口は、「喉ぶっ壊しましたね」と告白。自身の演じるサガについて「喜怒哀楽でいうと怒の力が常に溢れているキャラクターなので、限界までのどをぶっ壊しながら歌いました」と楽曲に込めた思いを語った。
最後のあいさつで、千葉が「ここから『ヴィジュアルプリズン』の伝説が始まったらいいなと思います。この作品に関わっている皆さん全員の魂がこもったエンターテインメント作品ですので、後は皆さんが楽しむ準備をしてくだされば、きっと3ヶ月間、幸せな時間を一緒に送れるんじゃないかと思っています。これから応援よろしくお願いします」とメッセージを送り、イベントは終了した。
放送情報
ヴィジュアルプリズン
放送日時:2021年10月14日(木)0:30~ほか
※毎週(木)0:30~ほか
チャンネル:WOWOWプライム
放送日時:2021年11月6日(土)20:30~
※毎週(土)20:30~
チャンネル:アニマックス
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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