全米で大人気を博し、シーズン20の更新も決定した"世界で最も成功したテレビシリーズ"とも言われている大人気シリーズ「NCIS ネイビー犯罪捜査班」。現在、3番目となるフランチャイズの最新シリーズである「NCIS: ハワイ」が、海外ドラマ専門チャンネル『スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ』にて独占日本初放送されている。
今回は、「NCIS: ハワイ」放送を記念し、NCISシリーズを彩ってきた井上和彦(「NCIS ネイビー犯罪捜査班」リロイ・ジェスロ・ギブス役)、森川智之(「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」G・カレン役)、一城みゆ希(「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」ヘンリエッタ・"ヘティ"・ラング役)、内田直哉(「NCIS: ニューオーリンズ」ドウェイン・"キング"・プライド役)と「NCIS: ハワイ」でルーシー・タラ役を担当する潘めぐみに「NCIS」各シリーズの魅力を語ってもらった。
──今回、各シリーズの吹替えを担当されている声優のみなさんが集結した感想を教えてください
井上「普段はそれぞれにいろんな現場でお会いすることはあるんですけど、『NCIS』というタイトルが付いて、こういう集まり方をするというのは初めてなので、すごく特別な感じがありますし、『こういう人たちがやっていたんだ!』と改めて感じています。『NCIS ネイビー犯罪捜査班』が始まってからシリーズが長く続いて、だんだん増えていく感じが本国アメリカだけじゃなく、全世界で受け入れられてこれだけ広まってきたんだなと実感しています」
森川「普段、『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』でずっと吹き替えの収録をしているわけですけど、一堂に会してというのは初めてなんだと思って、それがまた長年大人気でシリーズとしてやってきた中で、こういう機会が今までなかったのかと思うとすごく感慨深いです。収録は作品ごとに行われていて、他のシリーズの人たちとNCISとしての交流はなかったので、今日は集まれて本当にうれしいなと思っています」
一城「私の感想も森川さんとまったく一緒です!」
一同「(笑)」
一城「もうただただ、こういう機会を作っていただいたことに感謝の思いでいっぱいなんですね。本当にありがとうございます。これからもみんな頑張りますのでよろしくお願いいたします。以上!(笑)」
内田「スピンオフの2作目でNCISというシリーズに参加させていただいて、『NCIS: ニューオーリンズ』というチームでやっていましたけども、クロスオーバーなどもあって元祖の『NCIS ネイビー犯罪捜査班』を中心に、すごくチーム感がありました。それもあって、吹き替えの収録の時に『NCIS: ニューオーリンズ』だけでなく、NCISという大きなグループの中に我々が入っているんだなという楽しみがありました。そういう思いがあったので、今回のように集まるってことは画期的ですよ。もうワクワク、ドキドキ(笑)」
一同「(笑)」
──そこに「NCIS: ハワイ」として潘さんが新しく加わります
一同「いらっしゃーい(笑)」
潘「お邪魔します(笑)」
──このメンバーの中にいる今の心境は?
潘「ちょっと信じられなくなってきました(笑)。諸先輩方の仲間入りというか、新シリーズとして仲間入りさせていただくことは本当にありがたいことですし、こうした機会に自分が携われているんだということもまたうれしいですし、光栄です。もう吹き替えのキャスティングが贅沢ですよね。それに『NCIS: ハワイ』では、シーズン1で『NCIS ネイビー犯罪捜査班』とクロスオーバーをさせていただいたこともあって、そういうところで同じNCISチームの一員として共に駆け抜けているんだなとすごく感じています」
──井上さんは「NCIS ネイビー犯罪捜査班」に長年にわたって吹き替えで参加されていますが、振り返ってみていかがですか?
井上「『NCIS ネイビー犯罪捜査班』はシリーズ的にすごく長くて、全米でシーズン20の放送も決まったんですよね。今、シーズン14の吹き替えを収録しているんですけど、それが続くとしたら、相当元気でいないとダメだなという思いが1番大きくありますね。それと、ここまで来るのに10年も『NCIS ネイビー犯罪捜査班』でみんなと一緒に吹き替えてきているので、チームワークというものに強い思いがあります。出演者の方たちの入れ代わりもありましたけれども、コロナ禍の前はみんなでバーベキューをしたりとか、いろいろと交流を深めていたんですよ。だから、ドラマの中のNCISメンバーたちのチームワークもいいですけど、『こっちのチームワークもいいんだぞ!』みたいなものがあって、吹替版としても魅力ですね」
──ギブスを演じてきてどんな思いでいますか?
井上「自分としてはギブスのような年齢の役をあまりやったことがなかったので、最初はちょっと戸惑いがありました。年齢的には自分と変わらないんですけど、自分の中ではもうちょっと若い役が多かったので、すごい貫禄のある人が来ちゃったなと。最初はプレッシャーが大きかったですね。今はすっかり力は抜けていますけど(笑)。そんな感じで、『NCIS ネイビー犯罪捜査班』とギブスに成長させていただいています」
──森川さんは「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」という作品をどう感じていますか?
森川「本家の『NCIS ネイビー犯罪捜査班』とはまた違って、ロサンゼルスの爽やかな風を感じる作品です(笑)。主人公のカレンというのは自分の名前を持たない捜査官で、生まれから謎な部分があって、それを自分自身が追い求めていて、そこにみゆ希さんが吹き替えているヘティもちょっと絡んでいたりといったサブストーリーもあるんですけど、基本的に一話完結でテンポが良いシリーズですね。タイトルに「潜入捜査班」とあるので潜入しているんですけど、結構激しく銃撃戦をしたり、爆破があったりします(笑)。そういう少し本家とはまた違った色もあります。同じNCISという世界観を持ちつつも、舞台となる土地の雰囲気というのがすごく反映されていて、一話完結で見られる楽しいシリーズです」
──カレンを演じていて面白いと思うことは?
森川「捜査官ものとしての相棒との関係性ですね。カレンにはサムという屈強な元米海軍特殊部隊(SEALs)の相棒がいるんですけど、性格が真逆なんですよ。サムは食事やトレーニングにしても几帳面で、数字が得意だったりするんです。だけど、カレンはそういう点にこだわりがなくて、どっちかというと何でも無頓着というか(笑)。その見た目とは真逆の2人のコンビネーションが面白いです」
──そんな「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」の中でも、ヘティはひときわ存在感のあるキャラクターですね
一城「ヘティはリンダ・ハントさんという女優さんが演じていらっしゃるんですけど、彼女を初めて見たのが、森川さんが以前に吹き替えをされていた『ダーマ&グレッグ』という作品でした。その時に、とんでもない芝居をなさっていて(笑)、とっても素敵な女優さんだなと思ったんです。それで大好きになって、いつかこの人の吹き替えをさせていただけたらいいなと実は思っていたんですよ。それで、『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』のオーディションの時に、『この人、私が好きな人だ! この人やりたい!』と思っていたら、本当にやらせていただけることになったので、すごく喜びました。ヘティって面白くて遊びが多いキャラクターで、とんでもないですよね(笑)」
──「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」の吹き替えに参加してみていかがですか?
一城「以前は吹き替えチームのみんなで飲み会に行ったりとか、和気あいあいとコミュニケーションを取っていたんですけどね。今はコロナ禍で分散収録でしょうがないかなと思うんですけど、とても素晴らしい仲間たちと一緒に吹き替えができて幸せです」
放送情報
「NCIS: ハワイ」
第1話~4話キャッチアップ放送:8/8(月)~8/12(金)※8/9(火)は別番組放送
放送日時:2022年8月8日(月)22:00~
<レギュラー放送>【二カ国語版】毎週(月)22:00~ほか【字幕版】毎週(月)24:00~ほか
「NCIS ネイビー犯罪捜査班」シーズン11 毎週土曜日一挙放送中 ※続けてシーズン12を放送
シーズン13
【二カ国語版】毎週(水)22:00~ほか【字幕版】毎週(水)24:00~ほか
「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」シーズン5 ※続けてシーズン6を放送
【二カ国語版】毎週(月)~(金)7:00~(2話連続)【字幕版】毎週(月)~(金)19:00~(2話連続)
「NCIS: ニューオーリンズ」シーズン5 ※続けてシーズン6を放送
【二カ国語版】毎週(月)~(金)14:00【字幕版】毎週(月)~(金)21:00~
チャンネル:海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ
※放送スケジュールは変更する場合があります
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