井上和彦森川智之ら、「NCIS」の豪華吹替えキャストが集結し、各シリーズの魅力を語る!

「NCIS: ニューオーリンズ シーズン5」© 2021 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.

──内田さんは「NCIS: ニューオーリンズ」でプライドを演じてみてどう思われましたか?

内田「プライド役のスコット・バクラという俳優さんを最初に見たのが、スーパー!ドラマTVで放送されていた『スタートレック エンタープライズ』のアーチャー船長役だったんです。その時に吹き替えをされていたのが、僕の大好きな先輩の谷口節さんという方でした。僕もチャールズ・タッカー三世役で出ていたんですけど、その時の節さんの演技がすごく印象に残っていたんですよ。それで『NCIS: ニューオーリンズ』でプライドの吹き替えとして決まった時に、最初はどうやって演じようかなと思ったんですけど、節さんのイメージが出てきてすごく入りやすかったですね」

──「NCIS: ニューオーリンズ」の魅力をどう考えていますか?

内田「NCISシリーズは、ワシントンD.C.、ロサンゼルス、そしてニューオーリンズと街の特色がものすごく出ているんですよね。その中で、ニューオーリンズは音楽の街ということでジャズです。いきなりOPからジャズが流れてきてカッコイイんですよ。こういう街で、いつもジャズを聴いているような人間たちが出てきて、それにスコット・バクラ自身も歌が大好きで、ドラマの中でも自身がピアノを弾いて歌うんです。撮影のない時は自分でライブを開催したりとかしていて、僕と似ているようなところもあってすごく演じやすいですね。ドラマの中でプライドが歌うシーンも吹き替えで僕に歌わせてくれるんですよ。シリーズの中で、必ず一曲歌うみたいなシーンがあって、懐かしい思い出です。僕は歌うのはウェルカムだったので、楽しんで歌わせてもらいました。そういう番組の中で歌ったり、音楽が常に出てくるというのが『NCIS: ニューオーリンズ』という作品です」

「NCIS: ハワイ」©2022 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.

──そして、新シリーズとなる「NCIS: ハワイ」となりますが、潘さんが演じるキャラクターや作品の見どころは?

「まず、水樹奈々さんが吹き替えている主人公ジェーン・テナントが歴代で初めて女性の指揮官というところが大きいと思います。それに加えて、私が演じさせていただいているルーシーはLGBTQという設定もあり、すごく現代に寄り添ってくれているようなキャラクター設定があるんです。そういうのも見どころの一つなんですけど、やっぱり舞台がハワイというところが魅力ですね。ハワイって神様に対してであったり、家族に対してのしきたりみたいな、文化や伝統がすごくあって、そういうものが事件にリンクしながらお話が進んでいくところに、ちょっと神秘的なものを感じるのが特徴でもあると思います。それに海も空も景色が最高にいいんです!今、コロナ禍で現地に赴いたりはできないですけど、ハワイという舞台を眺めていることによって、そこに行ったような気持ちにさせてくれると思います。そうした風景ももちろんですけど、お話やセリフでもそうした気持ちを抱かせてくれて、ハワイならではの魅力を感じていただけると思います」

──ご自身のTwitterで「夢のNCIS...!憧れのハワイ...!」とツィートされていましたが、NCISシリーズは以前から好きだったのですか?

「実は『NCIS: ハワイ』に携わる前から、吹き替えでも夢を作ろうと思って、長く続いているシリーズが海外ドラマではたくさんありますけど、その中でもNCISシリーズに絞って、『NCIS ネイビー犯罪捜査班』のシーズン1からずっと見続けていたんです。まだシーズン6で、ちょうど『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』とクロスオーバーしたところなんですけど、長く見続けて自分で関わるという夢を叶えられたら良いなと思っていたのがNCISだったので、夢が叶って本当にうれしくて書かせていただきました。それから、ハワイは生まれてから母に毎年のように連れて行ってもらっていたゆかりのある地でもあったので、それで『憧れのハワイ』という意味で書かせていただきました」

──ちなみに潘さんの推しキャラは誰ですか?

潘「アビー(『NCIS ネイビー犯罪捜査班』の科学捜査分析官)が好きです!」

「NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン13」©2022 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.

──ギブス、カレン、ヘティ、プライドの誰かではないんですね(笑)

井上森川「残念だなぁ(笑)」

内田「コメント考えていたのに(笑)」

「(笑)」

──NCIS各シリーズをより楽しむためのポイントとして、NCISファンへメッセージをお願いいたします

「今回の『NCIS: ハワイ』を機にもしかしたらNCISを初めてご覧になる方がいて、長く続いているので、どこから見たらいいかとか、どのお話をどの順番で見たらいいかとか、迷う方もいらっしゃると思います。とりあえず、どのシリーズでも一話完結のお話も多くありますし、どこか一話だけでも見ていただけたら、一気に世界観に引き込まれて見続けていきたくなるはずです。これまでNCISを応援してきて下さった方にとっては、オマージュ的なシーンが『NCIS: ハワイ』にはあったりしますし、やっぱり『NCISだ!』と現場に突入するシーンとかもシリーズそれぞれ受け継がれている魂みたいなものがある気がしていて、そこも見どころです。また、日本の文化もエピソードに出てくることもあるので、そういったところでも親近感を覚えながら見ていただけるんじゃないかと思います。長く続いてきた先輩方のシリーズももちろん、『NCIS: ハワイ』も楽しんでいただけたら幸いです」

内田「ドラマ的にはNCISシリーズとして、どのシリーズも基本的に同じストーリー展開はあるんですけど、やっぱり『NCIS: ニューオーリンズ』の魅力は、ニューオーリンズの街です。カントリーで、多種多様な人種がいて、そういう街並みを見ていただきたいのと、それとジャズですね。音楽がふんだんに出ています。もう物語よりも音楽を聴くだけでも十分かなというぐらい(笑)。それだけ音楽がふんだんに出ていますので、そこを楽しんで見ていただけたらと思います」

一城「私たちの『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』ってどこを楽しんでいただけたらいいですか、G?(笑)」

森川「Gです(笑)。NCIS捜査官としての潜入捜査の面白さ、そしてその切り口からの事件解決に向けてのテンポの良さ、それに舞台となるロサンゼルスを感じられる点をぜひ楽しんでください。ハワイは海や空がきれいとおっしゃっていましたけど、ロサンゼルスにもサンタモニカにすごくきれいなビーチがありますし、空もきれいですし、ハリウッドもあります(笑)。観光名所がいっぱいあって、そんな観光名所や街中で撮影をしているので、ロサンゼルスに行かれた方はもちろん、これから行かれる予定のある方もぜひ見てもらうと、『もしかしたらここあれじゃない?』というような場所がいっぱい出てくるので、そういう楽しみ方もあります。ぜひ、そういうところもポイントにしつつ、派手なNCISとしてぜひ『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』を楽しんでもらえたらと思います」

一城「よろしくお願いいたします」

井上「『NCIS ネイビー犯罪捜査班』は本家なんですけど、ワシントンD.C.が舞台なのであんまり観光名所が出てこないのでね(笑)。どこをとってもザ・アメリカだなという感じがするんですけど、それ以上にストーリーが一話完結で見やすさがありながら、そうかと思えば何年にもわたっての伏線が張ってあって、「ここに繋がるの?」みたいな驚きもあります。そんな面白さがあるんですが、1番いいなと思うのが登場人物の1人1人がすごく深くまで描かれているところです。それによって1人1人のキャラクターの魅力というのがとてもある作品ですし、とにかくアビーがカワイイですから(笑)。なので、事件もさることながら各キャラクターの人間性の魅力を見ていただけたらうれしいです」

文=HOMINIS編集部

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放送情報

「NCIS: ハワイ」
第1話~4話キャッチアップ放送:8/8(月)~8/12(金)※8/9(火)は別番組放送
放送日時:2022年8月8日(月)22:00~
<レギュラー放送>【二カ国語版】毎週(月)22:00~ほか【字幕版】毎週(月)24:00~ほか

「NCIS ネイビー犯罪捜査班」シーズン11 毎週土曜日一挙放送中 ※続けてシーズン12を放送
シーズン13
【二カ国語版】毎週(水)22:00~ほか【字幕版】毎週(水)24:00~ほか

「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」シーズン5 ※続けてシーズン6を放送
【二カ国語版】毎週(月)~(金)7:00~(2話連続)【字幕版】毎週(月)~(金)19:00~(2話連続)

「NCIS: ニューオーリンズ」シーズン5 ※続けてシーズン6を放送
【二カ国語版】毎週(月)~(金)14:00【字幕版】毎週(月)~(金)21:00~

チャンネル:海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ
※放送スケジュールは変更する場合があります

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