東方神起が再始動!ここまで復活が待ちわびられた理由

ユンホ、チャンミンからなる東方神起が約2年ぶりにアーティスト活動を再開した。まずはチャミン除隊後3日目という超スピードで韓国、日本、香港の3ヶ所で『東方神起 ASIA PRESS TOUR』と題した記者会見を開催。各地メディアとファンへ向けた再始動の宣言を行った。そしてその場で発表されたように、日本では10月25日に復帰記念アルバム『FINE COLLECTION~Begin Again~』をリリースし、11月11日からは海外アーティスト史上初の3度目の5大ドームツアー『東方神起 LIVE TOUR 2017 ~Begin Again~』をスタート。来年1月まで17公演を行い、78万人を動員する予定となっている。2年のブランクがあったとは思えない破格の規模の再始動。「王者」がついに戻ってきた!

数々の史上初の記録を打ち立てる

そもそも彼らがこれまで日本の音楽シーンにどれだけの偉業を残してきたかを振り返ると、この規格外の再開を理解できるかも知れない。まずセールスでは、シングル総売上が海外アーティスト歴代1位。これはこの2年間更新されることなく、東方神起の持つタイトルのままだった。アルバム売上も海外グループ史上初のオリコンアルバムウィークリーチャート4作連続1位を獲得。そして、復帰記念アルバムでもその記録を更新し、5作連続1位を獲得した。ライブ動員数では、2012年~2014年の3年間で海外アーティストとしては史上最多、最速の200万人を記録。2013年には海外アーティスト初の単独日産スタジアム公演を開催。さらに現在、2年間の活動休止があったにもかかわらず、海外アーティスト史上初の3度目の5大ドームツアーに挑んでいるのだ。

活動休止期間を精力的に活動!?

ただこの盛大な再開を可能にした大きなわけがもう一つある。実は彼ら、この活動休止の2年間も活動を止めていなかったのだ。もちろんそれは兵役中に芸能活動をするという、違反を犯していたわけではない。この2年という期間にファンの心に穴をあけることのないよう、できる限りの準備をして休止期間に入っていたのだ。

表向きの活動としては、2015年4月に75万人を動員した5大ドームツアー『東方神起LIVE TOUR 2015 ~WITH~』を終えた後、デビュー10周年を記念するファンクラブイベントを最後に日本での活動を休止した。だが2016年4月から、『東方神起 FILM CONCERT 2016 ~TILL~』と題した日本全国を巡るフィルムコンサートを実施。過去数年分のライブ映像をこのコンサートのために再編集し、初出しや、このためだけに収録された映像も多分に使用して、新たなライブプログラムでファンを喜ばせた。さらにそれが好評を博したことで2017年には『東方神起 FILM CONCERT 2017 ~TILL2~』を再編成し、横浜アリーナや大阪城ホールなどのアリーナ会場で開催。他にも、ユンホ、チャンミンともに入隊ギリギリまで撮影していたドラマが、この休止期間中に放映されたり、チャンミンが化粧品のイメージキャラクターを務めたり、リミックスアルバムが発売されたり......とにかく、休止期間と思えぬほど、ほぼ2年間休む間なくファンには東方神起の姿が届けられていた。

「言葉よりは行動で見せる」

そんな2年を経て帰ってきた東方神起。先の復帰会見の際、2年間離れていたことでお互いの大切さに改めて気づかされたと語っていたユンホとチャンミン。「言葉よりは行動で見せられるアーティストになりたい」(ユンホ)、「いろんな活動で、皆さんを安心させることをしたい」(チャンミン)とこれからへの思いも明かし、その言葉に違わぬ活動をすでにスタートさせている。先日の久々となったテレビ出演では、変わらぬ高いレベルのパフォーマンスと、人間として成長した二人が見せた余裕のある振る舞いで、別格の存在感を見せつけた。さらに大きくなった東方神起のこれからの活動に、胸の高鳴りが止まらない。

Writer:瀧本幸恵

※この記事はヨムミル!ONLINEの転載になります。

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放送情報

ユンホ(東方神起)再始動後初の主演ドラマ<br />スカパー!×KBS World オリジナル韓流ドラマ <br />メロホリック

放送日時:2017年11月22日(水)21:00~

チャンネル:BSスカパー!

※第1話無料放送(全10話)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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