西垣匠と久保史緒里の家族にまつわる意外な関係性が判明。映画『ほどなく、お別れです』インタビュー
俳優
――それぞれの役に共感したことや、役を通して新しい価値観が生まれたなどの経験はありますか?
久保「長野家って、父が離れて暮らしていたこともあって、各々が家族の形を考えていたと思うんです。兄もきっと、この家族の大黒柱でいなきゃと頑張ってくれていた部分があったと思います。そうなったときに、玲奈の役割は長野家において何だったんだろうと考えると、一歩引いて、俯瞰して、家族一人一人を見ることが重要なんじゃないかなと思いました。私自身、今までグループに在籍している時にも、一歩引いたところから一人一人を見るということをすごく大事にしていたので、家族における玲奈のポジションには共感できる部分が多かったですね」
西垣「翔一は、父に対して憎しみみたいなものをずっと抱えている役だなと感じたのですが、本当は一番会いたかったんだろうなと思いました。実際会った時、車から見えたんですよ。(父・正史役の原田)泰造さんが雪かきしているのが。それを見た時に、めちゃくちゃお父さんだなと思って。演じてみて、こういう気持ちもあるのかと、すごく新鮮な発見をした気分でした」
――撮影中の思い出は?
西垣「冬の霧ヶ峰のほぼ山頂だったんですけど、すごく寒かったですね」
久保「そうでしたね。天気は良かったけど......」
西垣「でも天気が良かったからこそ、雪の反射が眩しいっていうのもありましたよね」
久保「私、すごく覚えているのが雪の中で、泰造さんがクランクアップだったんですけど、そこで最後に家族写真を撮ったんです。野波さんもいらっしゃったので4人で。そこでの泰造さんが本当に父のポジションで、なんだかすごく泣きそうになりました」
文=於ありさ 撮影=MISUMI
西垣匠/ヘアメイク=細野裕之 スタイリスト=石橋修一
久保史緒里/ヘアメイク=村上綾 スタイリスト=鬼束香奈子









