ドラマ「来世ではちゃんとします」で性依存系のこじらせ女子を演じる内田理央が自身のこじらせを告白

――「こんな生活を止めたいけど止められない」という桃江に言葉を掛けるならどんな言葉を掛けますか？

「辛いなら抜け出した方がいいけど、本命の彼氏ができても、結婚しても、その時の状況で悩みは尽きないと思うから、今の気持ちを大事にしてほしいなって思いますね」

――演じる上で気を付けていること、意識していることは？

「衝撃的な内容もあったりするんですけど、シーズン1から一貫して『女の子に共感してもらう』というのをプロデューサーの祖父江(里奈)さんと一緒に大切にしているので、『卑猥な表現も下品にならないように』というのは気を付けています。原作も4コマ漫画ですし、リアルな生々しい感じを出さないためにもコミカルに若干大袈裟に演じつつ、切ない場面では心を込めて、というメリハリは意識しています」

――喫煙する所作に桃江のかわいらしさや人間性が垣間見えるのですが、芝居の細部に込めたこだわりなどは？

「実は今までたばこを吸ったことがなくて、よく喫煙シーンを褒めてもらうのですが、『これで合ってるのかな？』って思いながら咳き込むのをこらえて演じています(笑)。周りの喫煙されている方の所作を観察したり、分からないことがあるとその都度聞きながら学びました。誰かに煙が当たらないように吐くのをポリシーとしています！」

――桃江とご自身の共通点は？

「他人の感情に敏感なところは共感できるなと思っていて、桃ちゃんのそういったところは特に大切にしながら演じるように心掛けています。ただただ性に依存しているわけではなく、相手が寂しい時に抱き締めてあげたりとか、相手が一番欲しい言葉を掛けてあげるとか、そういうことができる女の子なので、そういう部分が観てくださる方に伝わるよう気を付けて演じています」

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