高橋一生の熱量の籠った演技に引きつけられる!内野聖陽主演で複雑に絡み合う事件の真相を追うドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事」

⒞東映

物語の主人公は、3年前のある事件をきっかけに、捜査一課から所轄へ移動となった元刑事・黒木俊英。現在は井の頭署の備品係として働いているものの、職務中にテレビゲームにのめり込んだり、刑事たちに軽口をたたいたりと、エリートの面影はゼロ。周囲から"ゴンゾウ"というあだ名を付けられるまでになっていた。ゴンゾウとは警察用語で、能力や経験はあるのに働かない人間のことを指す隠語で、英語でも" 風変わりな"という意味を持つ。つまり、"変人"ということである。

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ある日、バイオリニストの天野もなみ(前田亜季)と井の頭署の新人刑事・遠藤鶴(本仮屋ユイカ)が何者かに銃撃される事件が発生。井の頭署に特別捜査本部が設置され、その指揮をとるために、黒木の元部下で現在は警視庁捜査一課13係長の佐久間静一(筒井道隆)がやってくる。かつて捜査一課で"伝説の刑事"と呼ばれた黒木の実力を知る佐久間は、黒木を捜査メンバーに加えるように命じる。最初はこれを拒否していた黒木だったが、捜査一課への昇進を狙う井の頭署の刑事・日比野(高橋一生)のサポートとして、仕方なく捜査に同行することに...。こうして、捜査本部に復帰した黒木は、PTSD発症のきっかけとなった女性の少女時代の幻影に苦しめられながらも、さまざまな事件を解決。やがて、女性が残した「この世界に、愛はあるの?」というキーワードが、一連の殺人事件に関係していることに気づく。次第に明かされていく黒木の心の傷、そして、複雑に絡み合う事件の真相とは?

刑事ドラマに多い一話完結形式ではなく、バイオリニスト射殺事件の真相究明と、それに伴い明かされる黒木が3年前関わった事件に焦点を当て物語は進行。一度見始めたらラストまで目が離せない、ドキドキの展開となっている。

文=鳥取えり

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放送情報

ゴンゾウ~伝説の刑事
放送日時:2023年5月8日(月)18:20~、9日(火)・10日17:30~
放送チャンネル:テレ朝チャンネル2
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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