米倉涼子が演じる悪女に魅了される！サスペンスドラマ「松本清張 強き蟻」

涼しげな美貌と抜群のスタイル、そして豊かな感情表現が魅力の俳優・米倉涼子。スタイリッシュでクールなハンサムウーマンを演じる機会の多い米倉は、2004年のドラマ「松本清張 黒革の手帖」への主演を機に、松本清張による社会派推理小説を原作とするスペシャルドラマの数々で悪女役として輝いてきた。そんな米倉が、2014年に主演を務めたのがテレビ東京開局50周年特別企画で制作された「松本清張 強き蟻」だ。

かつて東京・東銀座で、中国の精進料理・普茶料理の店を営んでいた沢田伊佐子(米倉)。店の客でもあり、渋谷区松濤に200坪の家を所有する31歳年上の会社役員・沢田信弘(橋爪功)の後妻となるも、生活に関わる金銭はすべて家政婦・椿サキ(かたせ梨乃)に管理される生活を送っていた。そんな生活の中、伊佐子は3年後に信弘の資産10億円を"未亡人"となって独り占めしようと、夫の寿命を緩やかに縮めるための計画を密かに練っていた。

そんな折、伊佐子の愛人・石井寛二(要潤)の自宅で、寛二の元恋人・乃理子(土谷春陽)が死亡。事件によって石井との関係が明るみになることを恐れた伊佐子は、かつて伊佐子の店に通っていた常連で、パトロン的存在でもあった食品会社副社長・塩月芳彦(宅麻伸)に連絡して弁護士の手配を懇願する。伊佐子の願いを聞き、塩月は野心溢れる若手弁護士・佐伯義男(高嶋政伸)を呼び出し、事態の収拾に動くが...。

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