林遣都がピュアな弁護士を熱演!米倉涼子主演ドラマ「リーガルV」の魅力

「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」より
「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」より

米倉涼子主演の大ヒットシリーズと言えば「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)。その第6シリーズがこの10月からテレビ朝日系で始まることが決定したが、1年前、米倉は新たなドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」に挑戦していた。演じたのは弁護士資格を失うも"管理人"として新しい弁護士事務所を立ち上げるパワフルウーマンの翔子。一匹狼の未知子からチーム力で戦う翔子へと俳優としての幅を見せたその作品が、テレ朝チャンネル1で放送される。

ジャンルとしては王道の弁護士もので、翔子が率いる"弱者と正義のための"「京極法律事務所」が、高層ビルにオフィスを構える大企業御用達の「Felix & Temma法律事務所」に挑んでいく。もともと翔子はFelixの敏腕弁護士だったという過去があり、どうして彼女がそこを辞めたのか、そして弁護士資格を剥奪されたのはなぜかという謎も展開。そして、最終的に翔子が古巣のFelixに復讐を果たせるのかということが見どころになっている。

「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」より

(C) テレビ朝日

翔子と「ドクターX」の未知子は一見、似ているが、性格はかなり異なる。未知子は天才的な手術の腕を誇る一匹狼で、何もしなくてもその技術を買われて大病院に呼ばれるが、翔子はもはや弁護士ではないため、自分で人を集め動かしていくしかない。事務所の代表になる元大学教授の京極(高橋英樹)、正義感は強いが弁論には弱い若手弁護士・青島(林遣都)らにアプローチして熱心にスカウトし、時にはなだめすかして仕事をさせる。それゆえ翔子は未知子より社交的だし、愛嬌もスキも見せるし、鉄道や刑事ドラマが好きというミーハーなところもあって憎めない。陰か陽かで言えば陽の存在である翔子を、米倉は振り切った演技で、シリアスとコミカルのメリハリをつけながら表現している。

林遣都は連続ドラマ版「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で再注目された後、本作に出演。「おっさんずラブ」の牧凌太役とは髪型をガラリと変え、なにかと空回りしがちで弁護士としての腕もまだまだだが、翔子にとっては精神的な支えになるピュアな青島になりきっている。舞台でも活躍しているだけに、事務所に入ってくるときの騒々しさ、かばんの振り回し方、法廷での緊張した姿など、全身を使った芝居が上手い。中盤ではFelixのエースである海崎(向井理)が翔子の元恋人だと知って、青島が彼に対抗意識を見せるなど、ちょっぴり恋愛ドラマの要素も。しかし、なんと青島には恋愛経験がほとんどないということで、翔子の言動に一喜一憂する表情を林はキラキラした目で繊細に演じている。

最終回では翔子が青島に別れを告げるシーンがあり、そこで米倉と林が見せる切ない表情は必見だ。最初に京極法律事務所の個性豊かなメンバーが集まり、強力な敵と戦いながらそれぞれが少しずつ成長。そして、ついに目標を達成するという展開は、お仕事ドラマの王道。エンターテインメント性豊かなドラマとして気楽に楽しめる。

文=小田慶子

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放送情報

リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~
放送日時:2019年10月9日(水)22:00~
チャンネル: テレ朝チャンネル1ドラマ・バラエティ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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