「映画ドラえもん」で歌姫・ミーナを演じた芳根京子が感じた声の演技の難しさ。学生時代に熱中した吹奏楽部の思い出も

――吹奏楽部の学生時代を含めて音楽の思い出はありますか?

「私の青春は音楽と言ってもいいほど音楽に溢れていた学生時代でした。毎年夏になると吹奏楽のコンクールがあったので、それに向けてみんなで頑張っていて。コンクールは夏休み中の8月頭にあるので、それまでは部活漬けの毎日で、終わったらようやく夏休みみたいな感じでした。コンクールに向けてみんなピリピリするんですけど、そこに全てをかけてやっているので、学生時代にそこまで何かに全てをかけているという経験ができたことが誇りだなと思っています」

――吹奏楽部時代の経験というのは、今の俳優業に活かされているのでしょうか?

「吹奏楽って体育会系みたいなところがあるので、社会で必要な上下関係はそこで学びましたし、この空気を乱さずに自分の意見をどう伝えられるかみたいなことも中学時代に学んだので、その経験は今に活かされているなと感じます」

――俳優業も周りとの関係性で成り立っている部分もありますもんね

「そうですね。私たちは俳優部という部であって、演出部だったり、美術部だったり、いろんな部がある。そのどれも欠けちゃいけないというのは吹奏楽部時代にも通ずるものがありますよね。それぞれに責任感があって、それぞれが考えて現場に持ってきたものみんなで一斉に見せ合って、1人では決して生まれないものが、みんなの考えを合わせることによって生まれてくるんです。私はそういうのが好きなんです」

――それが芳根さんにとってのやりがいになっている?

「シンプルにお芝居が好きというのもあるのですが、なぜお芝居が好きかなのかと立ち返ってみると、そこにつながるのかなと思います」

――本作は音楽で地球を救うというストーリーですが、これまでの人生を振り返って音楽に救われたエピソードはありますか?

「吹奏楽部に入って人とコミュニケーションを取ることが好きになったことは私の人生の中で大きなことでしたね。私は今こういう風に人と関わることの楽しさを学べたので、全てはご縁であり運命ですよね。自分が音楽という選択肢を取らなかった未来が怖くて、あまり考えたくないと思うくらい音楽には救われました」

取材・文=川崎龍也

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映画情報

「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」
2024年3月1日(金)全国ロードショー

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