吉永小百合のキュートさと大泉洋の人間味溢れる演技に浸れる、映画「こんにちは、母さん」

「こんにちは、母さん」(衛星劇場)
「こんにちは、母さん」(衛星劇場)

永井愛の戯曲「こんにちは、母さん」を山田洋次監督と吉永小百合のタッグで映画化。本作は「母べえ」(2007年)、「母と暮らせば」(2015年)に続く「母」3部作映画の3作目でもあり、現代の東京・下町に生きる家族が織りなす人間模様を描いた人情ドラマとなっている。1969年にスタートした「男はつらいよ」シリーズからずっと温かな家族の姿を描き続きけてきた山田監督が、変化の大きなこの令和の時代に"変わらない親子"の絆を描き出す。

親子を演じる大泉洋と吉永小百合
親子を演じる大泉洋と吉永小百合

⒞2023「こんにちは、母さん」製作委員会

主演を務めるのは、50年にわたり数々の山田作品に出演し、日本映画界を牽引してきた俳優・吉永小百合。映画出演123本目となる今作で、下町に暮らす母・神崎福江を演じる。そして、福江の息子・昭夫を演じたのが、舞台から映画、ドラマ、さらにはそのユニークキャラクターでバラエティーでも活躍中の愛され俳優・大泉洋。彼は本作で第47回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。俳優としての存在感がますます際立っている。

物語の舞台は、隅田川が流れる東京の下町。大手企業の人事部長として働く神崎昭夫は、職場ではリストラ問題、家では妻との離婚問題や大学生の娘(永野芽郁)との関係に心をすり減らす日々を送っていた。そんなある日、昭夫は久々に母が暮らす下町の実家を訪れることに。すると、そこには、いつも割烹着を着ていた母が髪を染め、オシャレをしている姿が...。母は近所の仲間たちとボランティア活動に精を出し、さらには恋までしているというのだ。その事実を知り、実家にも自分の居場所がなくなってしまったと戸惑う昭夫だったが、母と触れ合いや心温かな下町の人たちとの出会いを通して、自分が見えなくなってしまっていた本当に大切なものに気が付いていく。

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放送情報【スカパー!】

こんにちは、母さん
放送日時:6月6日(木)08:30~
放送チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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