比嘉愛未のイケイケな演技にも注目!「光る君へ」出演中の佐々木蔵之介主演のドラマ「ハンチョウ~警視庁安積班~シリーズ6」

押上警察分署に異動になって安積班が最初に対峙することになるのが観光バスのハイジャック。散弾銃を持った男がバスガイドと運転手、妙齢の女性2人を人質にとり、3時間以内に探している2人の男を連れてこないと人質の生命はないと脅迫する事件だ。爆発物が絡み、時間の延長に応じない犯人に捜査一課も乗り出し、特殊班を手配する事態となるが、ハンチョウは捜査一課長(高島礼子)を説得し、危険だと言われても「危険なのは人質です」と防弾チョッキもつけずにバスの中から散弾銃を向ける犯人と交渉する行動に出る。時間との戦いの中、尾崎、結城、小池は犯人の謎の要求に奔走。このバスジャック事件は思わぬ結末を迎えるのだが、腹を括った佐々木の凛々しさが光る演技、そしてタイムリミットが迫る中、バスの中で見せる唖然とした表情とのギャップも魅力的だ。

■負けん気が強い結城を演じる比嘉がひとりの女性としての顔を見せる

回を重ねるごとに気難しい水沢医師など、地元の人たちとも交流を深めていく物語の中、第8話ではスナックの雇われママと同居人の男が無理心中を図ったと思われる状況の中、真相を調べていく過程で結城の高校時代の初恋の相手、春樹(小柳友)の一家が捜査線上に浮上。家族ぐるみの付き合いをしていた結城はつい感情的になり、いつも優しいハンチョウに「私情が捜査を鈍らせるようなことはあってはならない。それができないなら刑事失格」と言い渡されてしまう。
ちなみに8話のタイトルは「容疑者は初恋のカレの母親!?結城刑事号泣す」。

つねにハイテンションでポジティブな結城が苦悩し、刑事とひとりの女性の狭間を行き来する様を比嘉がみごとに表現。分署に戻ってパンを食べながら号泣する演技は「シリーズ6」の比嘉の見せ場のひとつとなっている。

文=山本弘子

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放送情報【スカパー!】

ハンチョウ〜警視庁安積班〜シリーズ6
放送日時:7月23日(火) 10:00~ 毎週(月)-(金)
放送チャンネル:TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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