本宮泰風が演じる氷室蓮司の生き様！台湾を舞台に黒羽麻璃央とのバディ感も楽しめる「日本統一」シリーズ10周年記念の映画「氷室蓮司」

昨年10周年を迎えた大人気仁侠シリーズ「日本統一」。9月25日(水)にリリースされる新作で64作目を数えるオリジナルシリーズに加え、スピンオフや劇場版、連続ドラマまで制作されるなど、オリジナルビデオを出発点に、異例とも言える人気を10年で獲得してきた。

街のゴロツキから任侠の世界へと足を踏み入れた主人公が、日本から抗争をなくすため極道界の統一を目指す本作は、個性豊かなキャラクターが人気の要因の一つ。中でも山口祥行演じる田村悠人と共にシリーズを牽引するのが本宮泰風演じる氷室蓮司だ。

仲間思いで知的だがキレると手が付けられない武闘派な一面や、堅気をも魅了するカリスマ性で侠和会の若頭にまで上り詰めた氷室は、いわば"シリーズの顔"。そんな氷室にスポットを当てた10周年記念作品で、TV初放送となる映画「氷室蓮司」をはじめとする「日本統一」特集が9月29日(日)に日本映画専門チャンネルで一挙放送される。

これまで描かれてこなかった氷室の父親としての側面をフィーチャーした映画「氷室蓮司」。田村らとともに沖縄にアジトを持つ黒龍幇を倒し、東京に戻った氷室だったが、突如、携帯電話に椅子に縛り付けられた息子・悠太(山岡樹)の写真が届く。離婚した妻から悠太が修学旅行で台湾にいることを聞いた氷室は、息子を助け出すため、一人、台湾に足を運ぶ。

侠和会若頭ではなく、一人の人間としての氷室を描いており、普段は冷静沈着にどっしりと構える氷室の目に焦りの色が浮かぶなど感情的な姿が新鮮だ。言葉の壁にいつもの調子が出ないもどかしい様子や現地の女性刑事とのバディ感などオリジナルシリーズでは見られない多彩な顔を随所で覗かせており、氷室というキャラクター像に深みを与えている。

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