松平健、コロッケ、久本雅美、檀れいの異色共演が生み出す強力なシナジー! 舞台ならではの演技にも注目の『大逆転!大江戸桜誉賑』
- 俳優・女優
- 2024.11.30
1843(明治6)年4月に誕生した明治座。東京で最も長い歴史を持つこの劇場では、これまでに時代劇や音楽劇、歌舞伎や歌謡ショーなど、ジャンルを問わず幅広い演目を上演してきた。まさに日本文化の発信地といえる存在だ。そんな明治座の記念すべき創業150周年を前にした2023年3月。明治座創業150周年記念前月祭として公演された『大逆転!大江戸桜誉賑(だいぎゃくてん!おおえどかーにばる)』が時代劇専門チャンネルの<5ヵ月(8-12月)連続企画>~芸能生活50周年~ 松平健祭りで12月15日(日)に放送される。メモリアルを直前に控えた公演だけあって、出演陣には時代劇スターの松平健をはじめ、コロッケ、久本雅美、檀れいなど豪華キャストが名を連ねている。
物語の舞台は江戸・鶴亀藩。庶民の暮らしを見るべく、お忍びで城下へと足を運んだ殿様・亀井御門守(松平)が立ち寄った居酒屋では、庶民たちが楽しく酒席を囲んでいた。そこに傘屋の万吉(コロッケ)が現れると、酒席に加わっていた長屋の大家が店賃を払えと万吉に迫る。すると万吉は「払いたくても金がない。俺たちに金がないのはお上が悪いからだ」と言い放ち、殿様の政治が悪いと悪態をつく。それを聞き立腹した御門守は「立派な殿様と聞いている」と自己弁護するも、万吉は「殿様なんてバカでもできる」と言い放つ。
これに堪忍袋の緒が切れた御門守が怒り任せに正体を明かし、「民のために政を行う苦労が傘屋風情にわかってたまるか」と言えば、今度はそれに万吉が逆上し、大喧嘩に発展。互いに一歩も引かない意地の張り合いの末に、2人が「できるものならやってみろ!」と言い出したからさあ大変。従者が止めるのも聞かず、殿様が傘屋に、傘屋が殿様になるという奇妙な入れ替わり生活をすることとなり、さらにこの二人の入れ替わりに伴って、万吉の女房・お玉(久本)と殿様の奥方であるお琴の方(檀れい)も入れ替わったことで状況はより混沌となっていく。
■秀逸な掛け合いを見せる4人の演者
放送情報【スカパー!】
(舞台) 明治座創業150周年記念前月祭 『大逆転!大江戸桜誉賑』
放送日時:12月15日(日)23:00~ほか
放送チャンネル:時代劇専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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