松本幸四郎主演のシリーズ最新作「鬼平犯科帳 老盗の夢」で名優・橋爪功が稀代の大盗賊を圧倒的な演技で魅せる

時代劇専門チャンネルのオリジナル作品となる、池波正太郎原作・松本幸四郎主演「鬼平犯科帳」シリーズは、2024年1月にスタート。その最新作「鬼平犯科帳　老盗の夢」が、2025年2月8日(土)に独占初放送される。

本作は、主人公の鬼平こと、火付盗賊改方長官・長谷川平蔵(松本幸四郎)と、密偵である小房の粂八(和田聰宏)の両人と因縁浅からぬ稀代の大盗賊・蓑火の喜之助(橋爪功)にスポットを当てたエピソード。実は蓑火の喜之助は、一作目の「本所・桜屋敷」から「でくの十蔵」「血頭の丹兵衛」にも登場している。そんな重要な役どころの喜之助が満を持してフィーチャーされたエピソードは、原作小説のファンにも人気が高い屈指の名作だ。

■若き日の想い人にそっくりな女のために最後の大仕事を企てる盗賊の「夢」を描く

「老盗の夢」は、若かりし頃の想い人に生き写しの茶汲女と出会った喜之助が、江戸で最後の大仕事を企む物語が描かれる。長谷川平蔵と密偵・小房の粂八とも因縁浅からぬ、稀代の大盗賊・蓑火の喜之助(橋爪功)が隠居暮らしを送っていた京都から江戸にやって来る。喜之助は茶汲女・おとよ(北乃きい)と出会い、彼女のために江戸で最後の大仕事を計画して仲間を集める。平蔵から喜之助の探索を命じられた粂八は、自分も仲間に入れてくれと喜之助に懇願するが、実は粂八は独断で喜之助に盗みを思い止まらせようとしていたのだった。

しかし平蔵は、喜之助が密偵である粂八の正体を見抜いているとして、粂八に喜之助に近づかないように命じる。それでも喜之助を案じる粂八は、平蔵の命に背いて彼に接近。しかし、喜之助が集めた助働きの一味には粂八の正体を知る者がいて、喜之助と粂八は絶体絶命の窮地に陥るのだった。

■見る者すべてを魅了する橋爪功の個性的な演技

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