間宮祥太朗がパンツを下ろす衝撃の体当たり演技!ギャグ要素満載の劇場版「お前はまだグンマを知らない」
俳優

(C)2017 劇場版「お前はまだグンマを知らない」製作委員会
本作で間宮が演じたのは、グンマに転校してきた高校生・神月。間宮のキリっとした顔立ちから放たれる二枚目の雰囲気は封じ込めた、少しヘタレで頼りない役どころだ。冒頭の登校シーンから、からっ風を全力で浴びる必死な顔を見せ、追い抜いてきた篠岡のスカートが風でめくれた時には、思いっきり鼻の下を伸ばす。教室でも、グンマの習慣を目の当たりにして戸惑い驚いた表情を見せたり、そうかと思えば、消しゴムを拾う時に女子生徒の足を凝視して喜んだりと、感情も表情もコロコロと変わっていく。挙句の果てには、"上毛かるた部"の部活動中の篠岡に見惚れていたところを気付かれて「むっつりドスケベ野郎」と罵倒され、白目を剥いて倒れてしまう。
そんな神月を、間宮は顔芸もいとわない表情作りとオーバーリアクションで好演。振り切った演技が、本作のコメディ要素をしっかりと際立てている。また、イバラキのヤンキーに追われてアカギ山に逃げ込む場面では、衝撃の演出も。よそ者の侵入で怒ったアカギ山の怒りを鎮めるために、クラスメイトの木村仁建(入江甚儀)と轟に促されるまま、パンツを下ろして山の神に股間を見せつける。それによって見事にアカギ山の怒りを鎮めた神月は、クラスメイトの中で一躍スターとなる。そんなギャグ漫画原作ならではのシーンを、まさに体当たりの演技で演じきった間宮。驚き、思わず声を出して笑ってしまう印象的なシーンだ。
そして、神月とは対照的に、冷静な性格の幼なじみ・轟。そんな轟を演じる吉村のいわば"受け"の演技と、神月を演じる間宮の振り切った演技のコントラストもバランスがよく、神月の発言に冷静につっこむ轟など、可笑しみたっぷりの掛け合いも楽しい。
原作者の井田は中学生の頃から実際に群馬在住というだけあって、"群馬あるある"に加えて、焼きまんじゅうやグンマちゃんなど、群馬ならではの食べ物やご当地キャラクターも会話の中に盛り込まれている。間宮のギャグ要素たっぷりの振り切った演技に注目しながら、楽しんで見てほしい一作だ。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
劇場版 お前はまだグンマを知らない
放送日時:2025年5月25日(日)2:30~
チャンネル:WOWOWシネマ
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