斎藤工×永尾柚乃、誘拐犯と天才少女の逃走劇の行方は?張り巡らされる伏線から目が離せない「誘拐の日」
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二転三転する物語の中、深まっていく政宗と凛の信頼関係。政宗と出会った頃の凛は記憶喪失の状態にもかかわらず冷静沈着、頭脳明晰で大人顔負けの物言い。父親だと言い張る政宗のことを怪しみ、警戒している様子だった。その後、政宗が自身を誘拐したことを知るものの、凛のためにごはんを作ったり、時には体を張って凛を守ったりする政宗の姿を見て、徐々に心を開いていく。第4話で水原の別荘に連れられた凛は記憶を取り戻し、自身の境遇も思い出すが、そこで今まで自分の周りにいた大人たちとはまったく違う政宗の純粋な優しさに触れ、凛も子供らしい一面を見せるように。そんな凛の変化を永尾が見事に表現しており、政宗に信頼を寄せる凛の姿が健気で、胸を打つ。
斎藤演じる政宗は、どこまでも真っすぐで心優しい男だ。当初は実の娘・芽生のために凛を誘拐してきたが、いつしか凛のことも娘と同じように大事に想っていることが伝わってくる。

8月19日に放送された第7話では、新たな展開も。凛が誘拐された時につけていたペンダントに隠された秘密や、初めて明かされた政宗と汐里の過去、そして汐里の不穏な動き...。第8話、そして最終回にもつながっていく伏線が張り巡らされていた。
いつしか親子のような絆が生まれている政宗と凛。とはいえ、世間から見れば彼らは誘拐犯と、誘拐された子供。"なんとか2人で助かってほしい"、多くの人にそう願わせるほどにひたむきな政宗と凛だからこそ、逃走劇の行方はもちろん、その先で2人を待ち受ける運命は...というところにも注目が集まる。最終回まで見逃せない作品だ。
文=HOMINIS編集部
放送情報
誘拐の日
放送日時:2025年7月8日より毎週(火)21:00~放送中
チャンネル:テレビ朝日系
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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