バディ役の高杉真宙との化学変化にも期待!吉岡秀隆が温かみと悲しみを合わせ持つような演技を見せる「連続ドラマW 夜の道標」

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「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」
「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」

8月12日に55歳の誕生日を迎えた吉岡秀隆。1981年に始まった大ヒットシリーズ「北の国から」をはじめ、現在に至るまで数々のドラマ・映画に出演してきたが、2003年からの「Dr.コトー診療所」や2005年からの「ALWAYS 三丁目の夕日」などの人気シリーズでも知られ、代表作を選べないほど。子役からベテラン俳優へ、50年に及ぶキャリアの中で多彩な役柄を演じ分けてきた。

そんな吉岡の11年ぶりとなるWOWOWドラマ主演作が、「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」だ。9月14日(日)からWOWOWプライムで放送スタートする本作は、殺人事件を担当する刑事が2年間も逃亡を続ける容疑者の足取りと殺人の動機を追いながら、事件に潜む真実に迫っていく本格社会派ミステリー。直木賞ノミネートの実力派ミステリー作家・芦沢央が作家生活10周年記念として手掛け、第76回日本推理作家協会賞を受賞した名作を連続ドラマ化した。

吉岡秀隆ならではのまなざしが強い印象を残す「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」
吉岡秀隆ならではのまなざしが強い印象を残す「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」

1996年、横浜市内で学習塾を経営する講師・戸川が殺害される。被害者の元教え子で軽度の精神障害を抱える阿久津が容疑者として捜査線上に浮かぶが、事件発生から2年経っても足取りはつかめていない。捜査が縮小する中、窓際刑事の平良は、刑事課長の指示で若手刑事・大矢と共に事件の再捜査をすることに。

悪い噂一つない人格者・戸川はなぜ殺されたのか。彼を知る塾関係者、容疑者の母親や元妻らに聞き込みを続けるが、謎は深まっていく。しかし、無関係に見えた人々までもが、逃亡中の容疑者を中心に動き出した時、バラバラに思えた点と点が繋がって思いも寄らぬ展開を見せる...。

「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」
「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」

吉岡が演じたのは巡査部長・平良正太郎。内部告発により左遷された過去を持ち、家庭でも問題を抱え思い悩んでいる。平良は戸川事件の再捜査を任されるが、強い正義感で「犯人の素顔を知れば動機が見える」と地道な聞き込みを続ける。

捜査を進める中で背後にある社会の闇が浮かび上がり、どう向き合うか苦悩する平良。穏やかで優しい表情を曇らせ、疑念を抱き葛藤しつつも真摯な思いを寄せる。事件をシビアに追う刑事の顔と、引きこもり生活が続く息子を心配する父親の顔を細やかに演じ分けている。

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放送情報【スカパー!】

連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-
放送日時:2025年9月14日(日)22:00~
※毎週(日)22:00~
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくは
こちら

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