正源司陽子の主人公感と無邪気さに引き込まれる!日向坂46の勢いを感じる4期生出演映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」
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今年5月に最後の1期生が卒業し、新キャプテンへの移行を経て新たな体制で動き出している日向坂46。9月17日には15thシングル「お願いバッハ!」をリリース、9月20日からは6都市13公演を巡る全国ツアー「日向坂46 ARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』」をスタートさせた。先輩の背中を見て育った後輩たちが新しい時代を築くべく躍動し、けやき坂46(ひらがなけやき)から始まった快進撃は、今なお止まる気配を見せない。
この1年、目まぐるしい変化があった日向坂46だが、およそ1年前の昨年10月に公開された4期生の初出演映画が「ゼンブ・オブ・トーキョー」だ。10月18日(土)にWOWOWシネマで放送される本作は、正源司陽子、渡辺莉奈、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花の4期生11人全員がメインキャストとして出演した青春群像物語。アイドルデビューからわずか2年ほどで演技に初挑戦した。

(C)2024映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会
監督を務める熊切和嘉は、第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門最優秀作品賞の「私の男」(2014年)や第25回上海国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞ほか3冠に輝いた「658km、陽子の旅」(2023年)などで知られる。企画段階から11人全員に直接インタビューを行ない、それぞれの学生時代の思い出やアイドルになる前のエピソード、自身のキャラクターなど丁寧なヒアリングを重ねた。それらを基にしたリアルな物語を盛り込んだ完全オリジナル脚本を作り上げ、配役を決定。彼女たちの魅力を引き出しながら、東京にやってきた高校の修学旅行生たちがそれぞれに過ごす1日を描き出す。
主演としてストーリーを引っ張っていくのは、11thシングル楽曲「君はハニーデュー」で単独センターを務め、次世代エースの呼び声高い正源司。東京の"ゼンブ"を楽しもうと意気込む班長・池園優里香役に抜擢された。
張り切りまくりの班長は、名所を巡る完璧なスケジュールを立てて楽しみにしていた。しかし待ちに待った自由行動の日、気づけばスカイツリーの下で一人きり。班のメンバーは、大都会でバラバラになってしまう。初めはパニックに陥るものの、当初の計画をやり遂げようと観光に繰り出すことに。修学旅行で一人ぼっちという危機的状況のはずが、爽やかな煌めきを纏う彼女に悲壮感はない。正源司の持つ圧倒的な主人公感、少年のような無邪気さに、引き込まれていく。
放送情報【スカパー!】
ゼンブ・オブ・トーキョー
放送日時:2025年10月18日(土)22:15~
チャンネル:WOWOWシネマ
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