松村北斗(SixTONES)高畑充希が体現する初恋のその後...米津玄師らの才能が新海ワールドを再構築した実写版「秒速5センチメートル」

俳優

1
「秒速5センチメートル」
「秒速5センチメートル」

(C) 2025「秒速5センチメートル」製作委員会

「秒速5センチメートル」
「秒速5センチメートル」

(C) 2025「秒速5センチメートル」製作委員会

奥山監督といえば、「感電」といった米津玄師のMVで名を上げたが、本作では "盟友"と言える米津が主題歌「1991」を書き下ろし。この1991年は、劇中で貴樹と明里が出会った年であり、また米津と奥山の誕生年。奥山が「貴樹の半生に、映像や音楽を通して僕ら自身を重ねて描くことの意味が『1991』という曲の筆跡に詰まっているように感じた」と評するように、作り手たちの感情が作品全体を包み込みながら、新海ワールドを新たに築き上げている。

「秒速5センチメートル」
「秒速5センチメートル」

(C) 2025「秒速5センチメートル」製作委員会

原作で印象的な使われ方をしていた山崎まさよしの挿入歌「One more time, One more chance」や、貴樹が高校生活を過ごした種子島時代の同級生・花苗役の森七菜、宮崎あおい(※「崎」は正しくは「立さき」)や吉岡秀隆ら豪華キャストの演技、原作を膨らましたエピソードなど、様々な要素によって新海の代表作を実写として作り上げた「秒速5センチメートル」。

新海自身が「自分でも驚いたことに、泣きながら観ていた。『秒速5センチメートル』を作っておいて良かったと、心から思えた」と語る世界を堪能したい。

「秒速5センチメートル」
「秒速5センチメートル」

(C) 2025「秒速5センチメートル」製作委員会

文=HOMINIS編集部

この記事の全ての画像を見る
  1. 1
  2. 2
  1. 1
  2. 2

映画情報

劇場用実写映画「秒速5センチメートル」
2025年10月10日(金)公開

詳しくは
こちら

Person

関連人物