深田恭子が別世界に驚き！4K映像で気になるのは「水」！？

2018年12月1日(土)に次世代ハイビジョンである4K、8Kの衛星放送が始まる。その半年前カウントダウンとなった6月1日、都内でセレモニーが行われ、「4K8K推進キャラクター」の深田恭子が登壇した。美しい高精細の"別世界"をPRする深田に、4K8K放送の魅力と今年の俳優活動などについて語ってもらった。

「4K8K推進キャラクター」に決定したときのお気持ちを教えてください。
「テレビの世界で仕事をしてきましたので、こうして衛星放送の発展に関わるお仕事ができることをとてもうれしく思いました。今回のセレモニーでは、テレビ局の代表の方々に、どんな番組が4K8Kのハイビジョンで放送されるのかということをうかがい、いっそう本放送開始への期待が高まりました。クラシック音楽のコンサートや美術番組、スポーツ中継などが放送されるそうで、楽しみです。私がふだん拝見している『吉田類の酒場放浪記』(BS-TBS)も4Kになるとうかがって、わくわくしています」

どんなコンテンツを4K8Kで見たいと思いますか？
「マリンスポーツが好きなので、サーフィンの大会を見てみたいですね。なかなか日本では放送されていないんですが、海外に行くといつも、世界サーフィン選手権などの中継を見ています。サーファーが滑って波がきれいにチューブを描く映像は4Kにぴったりだと思います。2年前のリオデジャネイロ五輪ではシンクロナイズドスイミングの中継を見ていて、水しぶきが美しいと感動していました。4Kならもっと美しいんだろうなと思います」

テレビドラマに出演されている立場から見て、4K8Kハイビジョンの高画質で心配なことはありますか？
「心配しているというか、『私たちが映る映像はどうなってしまうんだろう？』という興味はすごくあります。よくドラマの現場でも話題になります。ドラマの撮影中、私が4K8K推進キャラクターをやらせていただいているということを話したら、スタッフさんたちが『これからどうなるんだろうね』と...。『照明さんが大変になるのかな。ビデオエンジニアさんが大変なのかな』と予想したりしました。でも、またドラマの新しい世界が広がるのではと思います。例えば、NHKの大河ドラマのセットは本当に素晴らしいので、4Kで隅々までクリアに映すと、その魅力がもっと伝わるのではないかと思います」

今年の深田さんの活動についても教えてください。「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)で妊活に心を揺らす女性・奈々を演じました。このドラマを通してどんなことを感じましたか？
「このドラマではいろんな反響をいただいて、私自身も考えさせられることがすごく多かったです。撮影前は妊活についてほとんど知識がなかったところから始めて、学んだことは多かったです。でも、演じながら辛い気持ちになることも多かったので、撮影が終わり、今は役から離れられて少しほっとしているところです。私自身、奈々とは同世代なので、演じながら『私はこれからどんな人生を送ればいいんだろう』と考え過ぎてしまう感じでした。このドラマが妊活をされている方の励みに少しでもなれればと思います。同時に、独身女性としては『そのステップまでも行けてない私はどうしましょう』という気持ちにもなりましたね(笑)」

そして、主人公・赤松(長瀬智也)の妻役で出演された映画『空飛ぶタイヤ』(6/15金公開)が公開になります。演じた史絵はどんな女性ですか？
「夫の赤松が運送会社を経営していて、それを支える奥さんという役どころですが、赤松の会社が交通事故を起こして存続の危機に陥ってしまいます。史絵はたいへんな状況にある旦那さんを思いやり、子供のことを話すときも、相談するのではなく、ちゃんと問題が解決してから報告する。だんなさんに悩みを抱えさせないところが、なんていい奥さんなんだろうと思いました。なかなかできないことだと思います」

長瀬智也さんと夫婦役。どんなお話をされましたか？
「長瀬さんとは何回か共演させていただいていますが、今回は『華麗なるスパイ』(2009年日本テレビ系)以来9年ぶり。久しぶりにお会いしてうれしかったです。『懐かしいね。10年前はこんな現場だったね』と話も盛り上がりました。今回の映画は社会派の内容ですが、私にとっては共演がよく知っている長瀬さんでしたし、監督も『超高速！参勤交代』シリーズでお世話になっている本木克英さんだったので、撮影している間はすごく楽しかったです」

最後に、今年の夏はどのように過ごしたいか教えてください。
「趣味が水泳とサーフィンなので、夏はやっぱり海に行って、どんどん泳ぎたいです。今年はまだ1回ほどしか行けてなくて、もっと何回も行きたいです」

文＝小田慶子　撮影＝伊原正浩

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