前田公輝×水沢林太郎「"離婚"を通して描く愛の形」――ドラマ『おいしい離婚届けます』が映し出す、支え合うことの意味

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中京テレビ

離婚案件で高額慰謝料を勝ち取るスゴ腕弁護士・音喜多初(前田公輝)と、そのパートナーで探偵の伊勢谷海(水沢林太郎)が活躍するドラマ『おいしい離婚届けます』(中京テレビ・日本テレビ系)。弁護士と探偵という職業を超えて、生活を共にする"パートナー"として描かれる2人の姿を通して、現代の"愛"や"家族"のかたちを問いかける物語だ。

今回は音喜多役・前田公輝と伊勢谷役・水沢林太郎に、作品に込めた思いやお互いへの印象、そして「人と共に生きること」への考えを語ってもらった。

写真左から、初(前田公輝)、杏奈(増田梨沙)、海(水沢林太郎)
写真左から、初(前田公輝)、杏奈(増田梨沙)、海(水沢林太郎)

中京テレビ

――本作への出演が決まった際のお気持ちと、最初に脚本を読まれたときの印象をお聞かせください

前田「今年、日本テレビさんでオンエアされる作品が、主演としては3本目になります。まさか自分がこんなに主演を務めさせていただける日が来るなんて思ってもいなかったので、信じられない気持ちでした。

脚本を読んだとき、この作品には"自分らしく生きるためのヒント"がたくさん散りばめられていると感じました。以前出演した『完全不倫-隠す美学、暴く覚悟-』では"不倫される男"を演じましたが、今回は"離婚弁護士"として相談を受ける側。愛の境界線をどこに引くかを見つめ直すような役どころで、すごく楽しみでした」

水沢「主演を務められることが本当に嬉しかったです。脚本を読ませていただいたとき、家族の優しさや不条理さなど、いろんな感情を感じました。それをどう表現していこうか考える時間も楽しくて、やりがいを感じました」

――演じるキャラクターについて、どのように捉えていますか?また、演じる上で特に意識された部分は?

前田「初(はじめ)は、人生の中で多くの悩みを抱えながら生きてきた人物だと思います。パートナーの海(かい)と出会うまでは、心を閉ざして誰にも踏み込ませないようなところがあったのだと感じています。姉の楓の存在に救われていた部分もありますが、彼を支えていたのは"法律"だったのかなと感じています。だからこそ、海と出会って心が楽になり、人を"救う側"になりたいと思えるようになったんだと思います。

音喜多法律事務所では完璧に見えて、実は生活力がなくて一人では生きていけない。そんな不器用さを含めて、依頼者に寄り添える人間として描きたいと思いました。感受性が豊かだからこそ、表情を出しすぎると"人見知り"の設定が崩れるので、あえて抑えて演じました。海が柔らかいキャラクターなので、彼との対比として"硬さ"を意識しています」

水沢「海は、年齢や性別に関係なく誰にでも真っすぐ向き合える人。その愛らしさと芯の強さが魅力だと思いました。現場でも、まずは"海ってこういう人なんだ"と思ってもらえるよう、たくさん話して意見を聞きながら作り上げました。尽くすタイプではありますが、ただ優しいだけではなく、相手を支える強さも持っている部分を大切にしています」

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放送情報

おいしい離婚届けます
放送日時:2025年10月1日(水)より放送中
チャンネル:中京テレビ・日本テレビ系

詳しくは
こちら

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