『WIND BREAKER』濱尾ノリタカが語る、十亀条を"本物"にするための役作りとは
俳優
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
――ご自身は普段、「リーダー」、「ナンバー2」どちらのタイプだと思いますか?
「サポートする側でいることが多い人生だったように思うのですが、"元々はそうじゃなかったな"と最近思い出したんです。中学の時は水泳部のキャプテンもやっていました。最近はプライベートでも自分の気持ちを大事にするようになって、少しずつ友人関係でも真ん中の方にいることが多くなっているのかもしれないです。...と言ってみたものの、大人数で誰かといることがないので、真ん中もなにもないですね(笑)」
――先ほど、十亀と重なる部分は「手放すことが上手ではないところ」だとおっしゃいましたが、真逆だと感じる部分はありますか?
「真逆なのは、話し合わないところです。僕は話し合いたいタイプなので。抱え込んでしまうのは、弱さとも言えるし、強さとも取れる。僕から見たら弱さでも、誰かから見たら強さになる。十亀は強さのつもりだったのかもしれないですけど、そこは僕とは真逆だなと思います」
――恐れられる存在を演じた一方で、濱尾さん自身は周囲からどんな人柄だと言われることが多いですか?
「『素直だね』と、先輩からも後輩からも言われます(笑)」
――忙しい現場を過ごす中で、役から離れてリラックスするための習慣や、最近ハマっていることはありますか?
「水泳です。大学までずっとやっていて、今でも好きで泳いでいます。昨日も泳ぎましたし、この後も泳ぎに行きます(笑)。沖縄での撮影中も、宿舎から1時間くらい歩いたところに市民プールがあって、下駄を慣らすがてら散歩して、泳いで帰るということをしていました」
――最後に、公開を待つファンに向けて、十亀条を演じたからこそ伝えたいメッセージをお願いします
「桜との関係性の変化に伴って、十亀が変わっていくところを見てほしいです。梅宮(上杉柊平)に対して、兎耳山に対して、そして『獅子頭連』の仲間に対して。その全ての変化に注目していただきたいです。
また、誰を中心に観ても楽しめると思います。その都度それぞれのキャラクターが何を感じているのか、その感情が途切れずに続いている作品なので、そういった感情の機微をぜひ見ていただきたいです!」
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
文=HOMINIS編集部
公開情報
映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」
2025年12月5日(金)公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
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