杉咲花主演×今泉力哉監督&脚本のタッグで描く恋模様は、どこにでもある普段着のラブストーリー、水曜ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」

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GP帯ドラマで初監督を務める今泉力哉
GP帯ドラマで初監督を務める今泉力哉

(C)日本テレビ

【監督&脚本・今泉力哉コメント】
Q.「冬のなんかさ、春のなんかね」とはどのような作品ですか?
「誰かを好きになって、想いを伝えてつきあうことで、逆に決定的な別れがやって来て、その人ともう⼆度と会えなくなってしまうことがある。その一⽅で、お互いに引かれ合っていても適度な距離を保った関係でいられたら、ずっと仲良く過ごすことができたりもする。じゃあ、本当に大切な人とは、好きな人とは、縁が切れないために恋愛関係にならない⽅がいいのではないか。そういう人と人との距離間について、ここ数年考えることが多くあって。それが今回のドラマの大きなテーマの1つになっている気がします。これは紛れもなく恋愛ドラマですが、これまでのドラマや映画の中ではあまり取り上げられてこなかったような、⾔葉にできない悩みや葛藤について描けたらいいなと思っています。誰かに相談したら『どうしてそんなことで悩んでるの?』と⾔われるようなことが描きたくて。なかなか好きな人ができない人とか『恋愛もの』というだけでハードルが⾼いと思うような人、そもそも『好き』ってなんだっけ?っていう人にも楽しんでもらえるような作品になればいいなと思っています」

Q.タイトルについて、教えてください
「<⾔葉>ってその響きや⽂字の並びによって、重さや軽さ、柔らかさなど、さまざまな表情があると思っていて。今回はなるべく重力がない⾔葉を探していました。『なんかさ』とか『なんかね』という⾔葉は、それ自体としてはあまり意味を持たないけれど、ひとつの⾔葉を発する際にどれだけその⾔葉を真剣に発しているのか、⾔葉にすることを怖れているのか、などが表現できる気がして。また、今作はほぼほぼ会話劇で、冬から春の間にいろんな話をしていることを象徴するタイトルをずっと考えていて、この⾔葉に辿り着きました」

Q.杉咲さんが主演を演じることで楽しみにしていることは?
「以前ドラマでご一緒してみて、杉咲さんにはとても繊細で真⾯⽬で、⾯白い⽅だなという印象を持っています。⽂菜って、何に悩んでいるのかも漠然としていて、脚本を書いた自分でも理解できない部分がある人間なので、演じるのがすごく難しい役柄だと思うのですが、そういった部分も杉咲さんとだったら一緒に悩んで、考えて、楽しんで、いい作品をつくっていけるのではと思っています。杉咲さんの思考と、声や身体の魅力とともに、このドラマをつくれることはとても光栄で大変心強いです」

Q.視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
「主人公の⼟⽥⽂菜は万人から好かれるようなキャラクターではないかもしれません。でも、『私は⽂菜のことがすごくわかる』とか『自分だけかもと思っていた悩みや苦しさを描いてくれている』と思ってくれる人が必ずいると信じて脚本を書いています。恋愛って、考えれば考えるほどわからなくなってしまったり、呼吸がしにくくなってしまったり、しなきゃしないでいいものだったりするのですが、そういった人々が⽂菜を見て、今のままでいいんだ、とか、私だけじゃないんだ、と思ってもらえたら幸いです。私は普段、主に映画を手がけているのですが、ある時、杉咲さんが『今泉さん、ドラマもとてもいいんですよ』って⾔ってくださったことがあって。お茶の間だったり、一人暮らしの部屋だったり、バイト先の休憩室だったり、行きつけの定⾷屋の天井の隅っこのテレビだったり。思い思いの場所で、たくさんの人が同時視聴する『テレビドラマ』という媒体で、この物語を届けられること。また、オリジナル脚本でこんな機会を頂けたことに感謝しつつ、この作品に触れた人が少しでも笑えたらいいなと思っています。お楽しみに」

文=HOMINIS編集部

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放送情報

水曜ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」
放送日時:2026年1月14日(水)22:00~ ※毎週(水)22:00放送
チャンネル: 日本テレビ系
主演=杉咲花
脚本=今泉力哉
音楽=ゲイリー芦屋
監督=今泉力哉、山下敦弘、山田卓司

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