2016年10月期の火曜ドラマ枠で放送された「逃げるは恥だが役に立つ」。海野つなみによる同名漫画が原作の本作は、新垣結衣と星野源の共演で、互いのメリットのために仕事として"契約結婚"した男女の日常を賑やかに描いたラブコメディだ。連ドラが放送されると瞬く間に人気を博し、星野が手掛けた主題歌「恋」に合わせて踊る"恋ダンス"もブームに。そんな人気を受けて、2021年1月には新春スペシャルドラマも放送された。
(C)海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」(講談社)
大学院を卒業したものの就活では内定0、派遣社員として就職するも"派遣切り"されて現在は無職の森山みくり(新垣)、25歳。恋人もおらず、「誰からも必要とされない辛さ」 を日々感じている。ある日、父親の紹介で独身の会社員・津崎平匡(星野)の家事代行として働くことになったみくり。これまでに何度も家事代行を"チェンジ"してきたという少し神経質な平匡だったが、みくりは"かゆいところに手が届く"働きぶりを発揮し、平匡の信頼を勝ち取ることに成功。仕事が見つかった...と思ったのも束の間、一緒に住んでいる両親が突然、千葉・館山に引っ越すと言い出し、みくりが家事代行を続けるのは難しい状況となってしまう。そのことを話しに平匡の家を訪れたはずが、みくりは勢いで「いっそ結婚するのはどうか」と、契約結婚を提案してしまう。突拍子もない提案だったはずが、その後、平匡が風邪で寝込んだことがきっかけで、2人はなんと本当に契約結婚をすることに。こうしてみくりと平匡は周囲に契約結婚がバレないよう、1つ屋根の下で暮らし始めることとなる...。









