広瀬すずが激情を露わにする生々しいシーンも!木戸大聖岡田将生と共に"歪んだ三角関係"を体現した映画「ゆきてかへらぬ」

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「ゆきてかへらぬ」
「ゆきてかへらぬ」

(C)2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会

「ゆきてかへらぬ」
「ゆきてかへらぬ」

(C)2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会

木戸は幼き日の哀しみを胸に秘めた詩人を瑞々しく演じた。早逝した天才、繊細さや儚さというイメージを塗り替える、熾烈な気性の荒さも真っ直ぐに表現している。そして、秀雄役の岡田は性別を超越してそれぞれに惹かれていく思いを丁寧に演じている。知的な文学者らしく語る口ぶりや佇まいにも大人の男の色気が纏う。

岡田は広瀬との濃厚なラブシーンでも、互いの歪な感情の揺れを美しく、生々しく感じさせる。中也と共に泰子を支える両輪の一つでもあるキーパーソンを、時にクールに時に情熱的に、自然体ながら緩急のある演技を見せた。

「ゆきてかへらぬ」
「ゆきてかへらぬ」

(C)2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会

傷だらけになりながらもひたすらに進み、後戻りすることのない一人の女と2人の男。彼らの壮絶な生き様を描いた幻の脚本、その詩的で美しい世界観を、根岸監督と広瀬らが高い熱量でありありと具現化してみせた。

文=中川菜都美

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