――その流れで伺いたいのですが、濱岸さんとも今回共演されています。卒業後に、同じ作品で共演するというのはなかなかないですよね
渡邉「そうなんですよ。まさかこんなに早く実現するとは思っていなかったですし、リアルでも親友と言えるくらい仲のいいひよりちゃんが、芽衣子の親友の真木菫役というのはすごく運命を感じました」
――改めて、演じるうえで特に意識したポイントや、挑戦だったことを教えてください
渡邉「いちばん苦戦したのは、アナウンススクールの講師という役柄だったことです。まず、自分の声や発声がきちんとしていないと説得力が出ないと思ったので。発音を整えたり、発声もなるべく綺麗な声で出せるようにしたり。実際のアナウンサーの方の映像をたくさん見て、動画で確認しながら、なるべく真似しようとしたんですけど、すごく難しかったです。意外と『この言葉って、こんなに言いづらいんだ』という発見もあって。役作りというより、練習でした」
高尾「難しかったのは、ゆかりくんの可愛らしい部分です。原作を読んでいるときからこれは自分にないものだと思っていたので、どうやったら可愛いワンコに見えるんだろうとずっと考えていました。かっこいい部分よりも、ゆかりくんのキュートな部分のほうが難しかったです。しかも作っているあざとさではなくて、無意識なものだと思うので、そこを意識しました」
――でも、いい意味で高尾さんだとは思わなかったです
高尾「よかったです。いかに"高尾颯斗"を消せるかが課題でした」
渡邉「60秒のPR映像を見た感じでも、全然違う人に見えるんですよ。でも、油断すると高尾さんが出るんです(笑)。普段のグループ活動でも、ファンの方と交流するときに甘い言葉を求められても、ネタに逃げているらしいです」
高尾「向き合ってこなかったんですね(笑)」
渡邉「私が現場で、『あっためてってファンの人に言われたら、どうするの?』って聞くと、『ファイヤー、ボーン!』って答えるんです。なにそれ、って(笑)」
高尾「本当に、全部回避してきたので......とうとう来てしまった、という感じです」
渡邉「でも、そういう人がやるから威力があると思っていて。一生懸命頑張って研究してきたんだろうなって感じました」
高尾「ありがとうございます!」
取材・文=川崎龍也 撮影=MISUMI









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