見上愛「樹里ちゃんは芯が強い」、上坂樹里「見上さんは太陽」―連続テレビ小説『風、薫る』W主演の2人が語るお互いへの信頼

俳優

――第1週で、印象に残っているシーンはありますか?

見上「とにかく、りんが暮らす那須の風景がすごくきれいなんです! 撮影中は天候に恵まれない日も多かったのですが、完成した映像には信じられないほど美しい景色が映っていて、思わず『早く那須に帰りたいな』と思ってしまいました(笑)。そして、りんが看護婦を目指そうと決意するきっかけになった出来事が起きるので、その展開を改めて見て、身が引き締まる思いがしました」

上坂「第1週と第2週は、物語がものすごいスピード感で進んでいきます。りんや直美にとって、人生の大きな決断をするための大切な時間なので、一瞬一瞬をしっかり見ていただきたいなと思います」

連続テレビ小説『風、薫る』
連続テレビ小説『風、薫る』

(C)NHK

――りんと直美はどのようにして看護の世界に入っていくのでしょうか

見上「第1週の出来事が、りんの人生の基盤になります。目の前の苦しんでいる人に何もできなかった無力感、手を握れなかった後悔...。それが彼女を看護婦の道へと突き動かします。また、りんには娘ができるので、子供を女学校に行かせて人生の選択肢を増やしてあげたいという思いも、看護婦として経済的自立を目指す大きな動機になります」

上坂「直美は、当時の社会での『生きづらさ』を強く感じている女性。狭い世界を生きていた彼女がりんと出会い、看護という未知の世界に飛び込むことで、視野がどんどん広がっていく。明治という時代の偏見や壁を、手探りで切り拓いていく2人の姿にぜひ注目してほしいです」

連続テレビ小説『風、薫る』
連続テレビ小説『風、薫る』

(C)NHK

――今回は看護婦役ですが、役作りで苦労された点はありますか?

見上「NHKのスタジオの前室(控え室)で、樹里ちゃんと一緒に『看護稽古』の練習をしています。最初は包帯を巻くところから、道具の扱い一つとっても難しかったですね」

上坂「私は、所作指導の先生から『直美ならもっと雑でいい、足を組んでもいいんじゃない?』とアドバイスをいただいたのが印象的でした。所作一つでキャラクターの深みが増していくのを感じています」

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