俳優・二宮和也がもたらすインパクト...北米公開が反響を呼ぶ映画「8番出口」、無個性な"迷う男"の物語に視線が集まる背景

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「8番出口」 (C) 2025映画「8番出口」製作委員会
「8番出口」 (C) 2025映画「8番出口」製作委員会

国民的な関心を集めている5月31日(火)のラストステージを控える嵐のメンバーとして絶大な人気を得る一方で、俳優としても確かなキャリアを築き上げている二宮和也。近年の代表作として挙げられるのが、興収51.7億円という大ヒットを記録した2025年の主演映画「8番出口」(6月3日(水)にWOWOWシネマにて放送)だ。

「Exit 8」という英題で第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション"ミッドナイト・スクリーニング部門"に選出、100以上の国と地域で上映されるなど、高い国際的評価を得た本作は、今年4月10日より北米公開された際には興収ランキング(Box Office)で8位デビューという好成績をマーク。インディゲームながら世界的大ヒットを記録した"8番出口"が実写映画としても再び世界で"異変"を巻き起こした。

■映画単独初主演作「青の炎」から「8番出口」へ..."俳優 二宮和也"のキャリアを辿る特集も

二宮和也が完全犯罪を計画した17歳の少年を熱演!その恋人を演じた
二宮和也が完全犯罪を計画した17歳の少年を熱演!その恋人を演じた"あやや"こと松浦亜弥との共演も反響を呼んだ「青の炎」

(C)2003「青の炎」製作委員会

日本演劇界を代表する演出家、"世界のニナガワ"こと蜷川幸雄がメガホンをとり、松浦亜弥との共演でも大いに話題となった青春クライムサスペンス「青の炎」(2003年)で映画単独初主演を飾った二宮。以降もスクリーンで次々にヒット作を生み出してきた彼のフィルモグラフィーは、今回WOWOWシネマで<『8番出口』放送記念!俳優 二宮和也>と銘打ち、「青の炎」から「8番出口」に連なる7本の主演映画がラインナップされている。

「青の炎」
「青の炎」

(C)2003「青の炎」製作委員会

■ワンシチュエーションの"無限ループ"...インディーゲームを原作とする究極のサバイバル体験

そんな"俳優 二宮和也"の映画最新作となるのが、インディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEがたったひとりで制作し、累計販売本数200万本超の世界的ヒットを記録した"8番出口"の実写映画だ。

「告白」「悪人」「君の名は。」「怪物」といった大ヒット作を多数手がけてきたプロデューサーとしても知られる川村元気監督がメガホンを取り、脚本も務めた本作は、"無限ループの迷宮"に入り込んだ男を描くワンシチュエーションのサバイバルストーリー。

地下鉄のある駅の改札を出て白い地下通路を歩く"迷う男(二宮和也)"は、いつまでも"8番出口"に辿り着くことができない。幾度もすれ違う"歩く男(河内大和)"に違和感をもち、やがて自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気付く。そして壁に掲示された、謎めいた"ご案内"を見つける。通路のどこかに"異変"があれば引き返し、なければそのまま進め――"異変"を見落とすと"0番出口"に戻るという絶望的なループから、彼は抜け出せるのか...。

■無個性な"その他大勢の一人"に扮した二宮和也が放つインパクト

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