「サバ缶、宇宙へ行く」の出口夏希、多感な高校生を体現し、南沙良との"愛おしい青春模様"を繰り広げた映画「万事快調〈オール・グリーンズ〉」
俳優
フジテレビの"月9"ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」で、"宇宙食開発"を立ち上げる1期生の一人を演じ、フレッシュな制服姿も注目を集めた出口夏希。近年、話題作に引っ張りだこの出口が、同じく未来を切り拓こうとする女子高生を演じたのが、6月13日(土)にWOWOWシネマで放送される映画「万事快調〈オール・グリーンズ〉」だ。
閉塞感を抱えながらも希望を捨てずに生きる若者たちの群像劇をオフビートかつユーモラスな文体で描き出し、第28回松本清張賞を満場一致で受賞した波木銅の同名小説を「猿楽町で会いましょう」(2019年)などの児山隆監督が映画化。
茨城県の片田舎に暮らす高校生の朴秀美(南沙良)は、ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送っていた。ある日、スクールカーストの上位に属する矢口美流紅(出口)と友人になると、地元のラッパー、佐藤(金子大地)の家で違法薬物を手に入れたことを機に、漫画好きの級友の岩隈真子(吉田美月喜)、その後輩で漫画オタクの藤木漢(羽村仁成)らを巻き込み、薬物を作るための植物を育てる園芸同好会"オール・グリーンズ"を結成するが...。
「万事快調<オール・グリーンズ>」南×出口のインタビューはこちら
(C)2026「万事快調」製作委員会
町を出るための一攫千金を狙った禁断の課外活動を行う3人の女子高生は、境遇に負けず、一発逆転にかけるバイタリティを持ったキャラクター像が好感度抜群。その中で出口が演じる美流紅は、陸上部のエースで社交的な学校の人気者だが、同時に家庭に問題を抱えているキャラクターだ。
出口はこれまでも、連続ドラマW-30「アオハライド」(2023〜2024年)では悩みつまづきながらも懸命に学生生活を送る女子高生を演じ、持ち前の透明感で甘酸っぱい青春、初恋のエモーションを体現。「サバ缶、宇宙へ行く」でも明るくはっきりとモノを言うクラスのリーダー的存在でありながら、その裏には家業の悩みを抱える複雑なキャラクターに扮し、思春期ならではの多感な人物像を作り上げてきた。
「万事快調〈オール・グリーンズ〉」での美流紅役もそういった役と共通する部分があり、出口はキャラクターの多彩な側面、感情を浮かび上がらせる。
例えば、3人で将来を語り合う一幕では、映画の仕事に就きたいという夢を自信満々な笑みを浮かべながら明かしたり、映画「ファイト・クラブ」(1999年)にオマージュを捧げながら"オール・グリーンズ"のルールを発表し、照れくさそうにおちゃらけたりとチャーミング。物おじせずに危険な道をずんずんと突き進んでいく豪快かつ力強いキャラクター像は新鮮にも映る。時には語気を強めながら熱い思いを吐き出したり、涙が頬を伝ったり...シリアスな表情も交えながら、美流紅というキャラクターに人間味をもたらしている。











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