多部未華子が当時16歳で見せた確かな才能!瑞々しくも印象的な演技で魅せた映画「ゴーヤーちゃんぷるー」

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(C)2005「ゴーヤーちゃんぷるー」製作委員会

当時16歳の多部が同作で演じているのは、不登校でひきこもりがちの少女。島に渡る船に乗り込む時には、浮かれる周囲と客とは対照的に、一抹の不安も感じさせる暗く浮かない表情をしている。セリフなくとも些細な表情の変化で感情を映し出す多部。その姿からは、後に実力派俳優として活躍する才能の片りんを、すでに感じられる。

(C)2005「ゴーヤーちゃんぷるー」製作委員会

その後、島の住人・吉田サヨ(大城美佐子)に声を掛けられ、配達の手伝いをすることになるひろみは、親切な島の人たちの優しさに触れ、島での暮らしの魅力も知っていくのだった。やがて母と再会することも叶うのだが、里子たちから"島のお母さん"と慕われる母を前にして、ひろみは自分が実の娘だとは言い出せない。どこか寂しげな表情を浮かべ、母に年齢を聞かれても「16歳です」と嘘をつくひろみはまだ、「自分には居場所がない」と東京でふさぎ込んでいた頃のひろみのままだ。

(C)2005「ゴーヤーちゃんぷるー」製作委員会

しかし、メル友だったケンムンやサヨに励まされ、ようやく一歩踏み出すひろみ。多部の涙の演技や、ひろみの心の成長を映し出すかのような表情の変化には、胸を打たれるものがある。

(C)2005「ゴーヤーちゃんぷるー」製作委員会

当時すでに映画「HINOKIO」「青空のゆくえ」で第48回ブルーリボン賞新人賞を受賞するなど、演技力を評価され始めていた多部。同作の後、2007年にドラマ「山田太郎ものがたり」で民放連続ドラマ初出演を果たしたり、2009年には、NHK連続テレビ小説「つばさ」で主演の座を射止めたりと注目度を上げ、実力派俳優として一線で活躍し続けてきた。

そんな多部がフレッシュながらも確かな才能を感じさせた映画「ゴーヤーちゃんぷるー」。南の島で成長を遂げる少女の物語を、若手時代の多部の演技にも注目しながら見ていただきたい。

文=HOMINIS編集部

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