俳優としても躍動するFANTASTICSの"ゆせそた"こと八木勇征・中島颯太、それぞれの出演映画に見る、独自の存在感と繊細な表現力
俳優
(C)練馬ジム | LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会
そして、7月4日(土)にWOWOWシネマで放送されるのが、中島が出演した「映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(2025年)。練馬ジムによるウェブコミックを原作にTVドラマ化し、Z世代を中心に多方面で人気を博した通称"おっパン"は、原田泰造演じる昭和脳の"おっさん"主人公・沖田誠が、若者との交流を通じて新しい常識に出会い、少しずつ令和の価値観にアップデートしていくロールプレイング・ドラマだ。
劇場版となる本作では、原田をはじめとするドラマキャストが再集結し、オリジナルストーリーが展開。"好き"を謳歌してきた「おっパン」ファミリーの前に、新たなアップデートタスクが立ちはだかる。
(C)練馬ジム | LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会
中島が演じるのは、明るく前向きかつ誰のことも否定しない性格のゲイの大学生・五十嵐大地。大地は、穏やかな笑みを絶やさず、優しく思いやりに満ちた好青年だ。デリカシーのない言動のせいで家族や会社の部下はもちろん愛犬にまで嫌われていた誠と偶然の出会いから友だちになり、世間の古い常識・偏見で凝り固まった中年男のアップデートを手助けしてきた。
ドラマ版で紆余曲折の末に円(東啓介)とパートナーとなったが、劇場版では彼が九州の水族館からの応援要請に応じたため遠距離結婚になってしまう。寂しく不安な思いを抱えながらも旅費を稼ぐためアルバイトに勤しむ大地のリアルな心情も、中島は細やかに表現する。誠との友情も変わらず、誰に対しても真摯に向き合う大地の存在は、胸をじんわりと温かくしてくれる。
(C)練馬ジム | LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会
ジャンルの異なる作品で、ハマり役とも言える存在感を見せた八木と中島。彼らの俳優としての魅力を、2作品を通じて堪能してほしい。
文=中川菜都美











