金狼感謝祭で牙狼＜GARO＞最新情報も！井上正大「ジンガ、ジンガしていいのかな？」

2013年から毎年「勤労感謝の日」の11月23日に、ファミリー劇場で放送されている「牙狼＜GARO＞」のスペシャル番組「金狼感謝祭」。今年も「金狼感謝祭2018 緊急生特番 JINGA スペシャル」と題して生放送され、「神ノ牙-JINGA-」に続く新たなプロジェクト、2019年1月上演の舞台「神ノ牙-JINGA-転生」を中心とした盛りだくさんの内容となった。

番組スタート直後、画面に映るビルの屋上に響いたのは、井上正大演じる「牙狼＜GARO＞-GOLD STORM- 翔」に登場した"ホラージンガ"のセクシーなため息。気だるげに階段を降りた彼が手で示した先には"素体ホラー"と、舞台「牙狼＜GARO＞-神ノ牙 覚醒-」にも登場したホラーダンサーたち。彼らに合流したジンガはハードなロックナンバーに合わせ、キレのあるダンスを披露した。

その様子を食い入るように見つめていたスタジオ内の、舞台「神ノ牙-JINGA-転生」に出演するジンガのパートナー、アミリ役の松野井雅、神官・ケルス役の湯本美咲、そして舞台から初参加となる中村誠治郎からは「すごい」「カッコいい」というため息と共に大きな拍手が井上に送られる。

スタジオに戻った井上は、2018年を振り返り、「今年初め、『牙狼＜GARO＞神ノ牙-KAMINOKIBA-』の映画でスタートして、まさかドラマシリーズ『神ノ牙-JINGA-』で終わり、2019年初めは『神ノ牙-JINGA-』の舞台で始まるなんて、もうこんなジンガ、ジンガしていいのかなって思いながらも、とてもうれしいです」とコメントした。

2019年1月に上演の舞台「神ノ牙-JINGA-転生」では、総指揮、主演、そして演出の3役を務めることになった井上は、スタジオに駆け付けた3人をそれぞれ紹介。「殺陣(たて)のシーンをかなり占めていただく」と、井上から紹介された中村は「牙狼＜GARO＞シリーズにはずっと出たかったんです」と熱く語り、松野井は「牙狼＜GARO＞ファミリーを引っ張っていくために頑張ります」と舞台への意気込みを表明した。そして、「正直怖いです」と今回の舞台で生歌を披露することになった湯本が本音を吐露する場面も。

舞台で展開する物語の鍵を握るヒロイン・友葉役には、AKB48のメンバー・小田えりなと、アニメ「ラブライブ！サンシャイン!!」の主人公・高海千歌役で知られる声優・伊波杏樹をWキャストで起用。牙狼シリーズ初参戦となる2人に、舞台への意気込みを聞くスペシャルインタビューも放送された。小田は「プロレスをやっていたので、戦う時の気迫は負けないように頑張ろうと思います」と語り、伊波は「中学3年間、空手をやっていたので、友葉として活かせたらいいなと思っています」と、2人そろってアクションシーンに大いに期待できるコメントを残した。

番組後半では「神ノ牙-JINGA-」で神牙の相棒でもある魔戒法師・楓沙役の向里憂香をスタジオゲストに加え、台湾で12月9日(日)まで開催中の「雨宮慶太作品展 in Taiwan 2018 ～牙狼幻想～」のオープニングセレモニーに参加した雨宮監督への密着レポートを放送。今後の牙狼＜GARO＞プロジェクトの展望を聞くと「こうしたいというのはないね。毎回終わりにしようと思っているから。けど、じかにお客さんとお会いすると『もっと見たいんだな』と思うので、元気なうちは続けてもいいかな」と語った。

そして、毎年恒例となっている雨宮監督からのサプライズ情報として、『牙狼＜GARO＞-魔戒ノ花-』の劇場版『牙狼＜GARO＞-月虹の旅人-』が実は撮影が終了し、現在鋭意仕上げ作業中であり、2019年の春～夏にかけて公開予定であることが発表された。さらに、牙狼＜GARO＞プロジェクトの新作についても企画中であることが明かされ、スタジオからも歓喜の声が沸き上がった。

舞台「神ノ牙-JINGA-転生」に始まり、劇場版『牙狼＜GARO＞-月虹の旅人-』など、2019年もさまざまなメディアで拡大を続けていく牙狼＜GARO＞プロジェクト。その奥深い物語の行く末にこれからも注目だ。

文＝中村実香

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