鈴木拡樹主演!舞台『刀剣乱舞』シリーズの集大成

名だたる刀剣が戦士の姿となった"刀剣男士"を収集・育成し、歴史を守るために戦う大人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」。これを原案とした"刀ステ"こと舞台『刀剣乱舞』は、キャラクターの個性が表れる迫力ある殺陣や、脚本・演出の末満健一による意外性のある展開が話題を呼び、人気シリーズとなっている。そして今回、2018年の6~7月にかけて上演された「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」が6月16日(日)に日テレプラスでTV初放送される。

(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会

2016年からスタートし、虚伝、義伝、外伝、ジョ伝と、伏線を散りばめながら公演を続けてきた刀ステ。公演当時、シリーズ集大成と銘打たれた「悲伝 結いの目の不如帰」は、これまでの三日月宗近の謎の言動の真意が明らかになったことに加え、大千秋楽のみ一部内容が変更される演出が、ファンに衝撃を与えた。

(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会

永禄八年の永禄の変へ出陣する刀剣男士たち。戦国の世では、室町幕府第十三代・征夷大将軍 足利義輝が三好義重・松永久通らの手によって最期の時を迎えようとしていた。しかし三日月宗近らが去った後、最期の時を迎えた義輝のそばに墓標のように突き立てられた刀から、正体不明の存在が姿を現す。激化の一途をたどる時間遡行軍との戦いの中、刀剣男士たちは出陣する先々で、その正体不明の存在・"鵺(ぬえ)と呼ばれる"敵に邂逅する。義輝を守ると繰り返し口にし、戦うたびに成長して強くなっていくその敵と対峙した三日月宗近は、なぜか彼を斬らずに見逃す。

(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会

本作の座長として座組を引っ張るのは、今や2.5次元舞台を代表する俳優となった鈴木拡樹。2007年に俳優デビューし、翌年には舞台『最遊記歌劇伝-Go to the West-』で初主演を飾る。舞台『弱虫ペダル』では、強烈なキャラクター・荒北靖友を演じ、2.5次元をけん引する存在となった。本作では、穏やかでマイペースな一方で、本作までに散りばめられてきた数々の伏線を紐解く、重要な役どころを演じている。得意の殺陣では、優美な立ち振る舞いを保ったまま、三日月宗近の圧倒的な強さを見事に表現している。

また、本作で同じく重要な役どころを担うのが、山姥切国広として初演からすべての作品に出演してきた荒牧慶彦だ。歴史を守る長い戦いの中、悩みながら成長してきた山姥切国広が三日月宗近の真意に迫るクライマックスは、涙を誘う熱いシーンとなっている。

6月14日(金)からは、新作公演「慈伝 日日の葉よ散るらむ(じでん ひびのはよちるらん)」が幕を開ける刀ステ。最新作舞台とともに、これまでの刀剣男士たちの歩みを振り返り、三日月宗近の心情に思いをはせてほしい。

文=中島文華

この記事の全ての画像を見る

放送情報

舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰
放送日時:2019年6月16日(日)20:00~
チャンネル:日テレプラス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物