荒牧慶彦 舞台『刀剣乱舞』をはじめ2.5次元舞台をリードする人気俳優の足跡

荒牧慶彦
荒牧慶彦

少女漫画から抜け出してきたような端正なルックスが印象的な俳優・荒牧慶彦。舞台『刀剣乱舞』や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』、「MANKAI STAGE『A3!』」などの話題作に出演し、2.5次元舞台のファンに知らない人はいないほど、絶大な人気を誇っている。

日テレプラスでは、役者という仕事を選んだ彼をかたち作るものを解き明かすオリジナル番組「密着・荒牧慶彦~Master piece 「彼」を創るもの~」を9月15日(日)にTV初放送。9月20日(金)発売予定の待望の写真集「if...」の撮影現場にも密着しており、ファン必見の内容だ。今回、荒牧のこれまでの活躍を改めて振り返ってみたい。

「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」より

(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会

荒牧は1990年生まれ、東京出身。高校の友人が俳優業をやっていたため、芸能界に興味を持ったという。大学在学中、就職について悩んだときに自分の本当にやりたいことは何かと考え、芸能事務所のオーディションに挑戦。23歳で「ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン」の沖縄比嘉中・甲斐裕次郎役で本格的に俳優デビューを果たした。

その後、舞台『K』の夜刀神狗朗や、ミュージカル『薄桜鬼』の沖田総司といった人気キャラクターを演じ、存在感を増していく。ストイックに役を追求する姿勢はもちろん、SNSなどで自身が演じるキャラクターや作品への愛を発信してくれることも、原作ファンから熱い支持を受ける理由だろう。

「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」より

(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会

そんな荒牧の人気を不動のものにしたのは、やはり"刀ステ"こと舞台『刀剣乱舞』。2016年の5月にスタートし、虚伝・義伝・ジョ伝・外伝、悲伝、慈伝と、再演も含めるとこれまで7作品が上演されており、今年冬には新作公演も決定している超人気舞台だ。荒牧は第1作「虚伝 燃ゆる本能寺」からシリーズを通して山姥切国広を演じ続けてきた。 "写し"であるコンプレックスゆえに、自分に自信を持てずにもがき続けるキャラクターを好演している。とくに第6作「悲伝 結いの目の不如帰」では荒牧の熱演に、涙を誘われたファンも多かったはずだ。

2019年公開の実写映画『刀剣乱舞-継承-』でも同じく山姥切国広を演じ、スクリーンでもスピーディーな殺陣や華麗な布さばきを披露した。

近年は、戦国恋愛ファンタジーゲーム『戦刻ナイトブラッド』の上杉景勝役などで声優にも挑戦し、2019年9月現在も、藤原紀香主演の舞台『サザエさん』で磯野カツオ役を演じる一方、「テレビ演劇 サクセス荘」(テレビ東京系) 、「REAL⇔FAKE」(TBS・MBS系)などのドラマに出演中。

荒牧自身も俳優以外の仕事にも意欲的な姿勢を見せており、今後はさらにジャンルにとらわれない活躍が期待できそうだ。そんな荒牧慶彦の今を、ぜひお見逃しなく。

文=中島文華

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放送情報

密着・荒牧慶彦~Master piece 「彼」を創るもの~
放送日時:2019年9月15日(日)19:00~
舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰
放送日時:2019年9月15日(日)19:30~
舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺
放送日時:2019年9月30日(月)20:00~
チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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