MCの平野良と2.5次元舞台を中心に活躍する人気俳優が、ここでしか聞けない本音トークを繰り広げる情報バラエティ「2.5次元ナビ!」。日テレプラスで9月27日(月)に放送される#54からは、番組がリニューアル。テーブルがなくなり、解放的なセットになった。
まずは番組リポーターのナビ隊!ピンクこと宮城紘大が登場し、最近上演された注目作をリポート。宮城が出演したシリーズ初のライブ公演「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride-」や、平野が出演し、前回ゲストの西田大輔が演出を手がけた『舞台 真・三國無双 ~ 荊州争奪戦 IF ~』を含めた4作品を、ゲネプロ映像などと共にたっぷり紹介していく。
その後はいよいよ、舞台『弱虫ペダル』の今泉俊輔役や、ミュージカル『刀剣乱舞』の千子村正役で知られる太田基裕がゲストで登場。平野とはこれまでに何作も共演しており、互いに10年以上2.5次元舞台で活躍している2人だ。しかし冒頭のゲスト紹介では、平野が太田の名前を間違えてしまうというちょっとしたハプニングが発生。わざとではなく本当に間違ったと知った太田が、「これ流してください!」とスタッフに呼びかけたり、「僕に興味がないことがわかりました」と拗ねてみせたりするなど、気心知れた関係がうかがえた。
そこから、太田の初舞台である「ミュージカル『テニスの王子様』1stシーズン」の話題へ。2003年から7年に渡って上演された1stシーズンの最後で不動峰中学校の伊武深司役として参加した太田は、当時新しいキャストが1人だったため「完璧アウェーだったし、みんな敵に見えました(笑)」と振り返る。一方、四天宝寺中学校の一氏ユウジ役だった平野は、1stシーズン最後のライブ公演「Dream Live 7th」で共演した太田について、同じ学校のメンバーがいないなか「1人でよく頑張るねえ」と感心していたという。そこから、懐かしい稽古場トークや、テニスの試合を表現する演出の難しさなど、テニミュあるあるで盛り上がった。
続いて平野が役者の道に進んだきっかけを聞くと、太田が「芸能の仕事がなかったら大学卒業後に韓国へ留学するつもりだった」ことが判明。つい最近ドラマ『愛の不時着』を観て、呼吸困難になるほど大号泣したという平野と、韓流トークを繰り広げた。
さらに3カ月前に共演したロックミュージカル『MARS RED』にテーマが移ると、「何が起こったの!?」と2人が衝撃を受けた公演初日のトラブルの話題に。どんなトラブルだったのか、いかにしてキャスト陣がそのトラブルを乗り切ったかなど、ここでしか聞けないトークに注目だ。
そしてついに、日テレプラスで10月3日の千秋楽公演が生中継される演劇調異譚「xxxHOLiC」の話に。全員男性キャストによる舞台ということで注目を集めている本作だが、壱原侑子に扮したメインビジュアルの太田を見た平野は、「マジで性別越えてるね」と驚愕。平野自身もこれまでに様々な女性役を演じた経験があるため、女性らしく見せるための所作の難しさや、役作りへの工夫などを語り合った。
その後も、太田が「帰っていいですか?」というほど苦い顔を見せた彼の"闇深さ"に迫るコーナーがあったり、大好きなものを熱く語ったりと、見どころが盛りだくさん。最後の「視聴者へのメッセージ」コーナーでは、太田が宣伝に来たことを忘れてしまうといった場面も。それほどに終始笑いが絶えない収録となった。
文=中島文華
放送情報
2.5次元ナビ! #54
放送日時:2021年9月27日(月)20:00~ほか
チャンネル:日テレプラス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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