MCの平野良と2.5次元舞台を中心に活躍する人気俳優が、ここでしか聞けない本音トークを繰り広げる情報バラエティ「2.5次元ナビ!」。日テレプラスで10月25日(月)に放送される#55は、舞台『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN'S SHOW TIME〜』のチョロ松や、舞台『鬼滅の刃』の我妻善逸などを演じる植田圭輔がゲスト。和気あいあいとした雰囲気で行われた収録の模様をお届けする。
まずは、番組リポーターのナビ隊!ブルーこと長江崚行が、最近上演された注目作をリポート。前回ゲストの太田基裕が主演を務めた演劇調異譚「xxxHOLiC」などの魅力を、見ごたえ十分のゲネプロ映像とともに紹介していく。
ゲストトークのコーナーでは、約3年ぶり2回目のゲストとなる植田が登場。「変わらないね~」と和やかなムードでトークが始まるかと思いきや、長江がドアからひょっこり顔を出し飛び入り参加するという、普段とは違う展開に。というのも、長江と植田は12月に上演されるミュージカル「ヘタリア〜The world is wonderful~」で共演予定なのだ。2015年から続くシリーズの5作目とあって、初演から出演している長江と植田は気心の知れた仲のよう。植田は、初演時まだ17歳だった長江が、稽古序盤の本読み段階からしっかり役作りをしたうえで原作の楽曲を歌ってみせるなど、「これが俺、長江崚行です」という貫禄を見せたという話を披露。すると平野も「子役からやってますから」と言い、2人して長江をイジりまくる。他にも、平野が「考えられない!」と驚愕した"ヘタミュ"キャストの仲の良さがうかがえるエピソードも飛び出し、やりきった顔の長江は一足先に退場した。
2人だけになり、改めてこの3年で変わったことを振り返ったあと、植田が平野へ「気になる若手俳優」について質問。そこから、稽古場での後輩俳優たちの振る舞いに関する話題へ。平野が「後輩にこの情報を知られるのが嫌」と言いつつ、どんなところに注目しているか語り始めると、後輩あるあるで盛り上がる。あまりに率直に語りすぎたせいか、植田が「僕ら、嫌われないですかね?(笑)」と我に返る場面もあり、スタジオは笑いに包まれた。
続いては、11月19日(金)から東京、大阪で上演される、「ジャンプSQ.」で連載中の人気漫画を原作とした舞台『ワールドトリガー the Stage』の紹介へ。空閑遊真を演じる植田は、三雲 修役の溝口琢矢とダブル主演を務める。15歳の謎多き転校生を演じるにあたって、十分若く見える植田が「恥ずかしいんですけど、若作りを頑張っている」と言うと「赤ちゃんになろうとしてるの?」と平野からツッコミ。しかしその裏には、「32歳の役者が15歳を演じて原作ファンに納得してもらうためには、若作りも自分の仕事」という植田のプロ意識があった。それには平野も「ストイックな印象しかない」と感心。その流れで美容や喉のケアなど、なかなか聞く機会のない貴重なトークが展開していく。
植田の下積み時代などの話を経て、最後は、植田がハマっているスポーツ・モルックの話に。平野も、植田に布教されてモルックを始めた役者を何人も知っており、気になっていたようだ。そこで、植田が持参したマイモルックを使い、特別ルールで対決することに。モルックのルールは、日本モルック協会のアンバサダーを務めている植田が、わかりやすく説明してくれるので、平野同様まったくの初心者でもすぐに理解できるはず。大盛り上がりとなった勝負の行方は、ぜひ番組で確かめてほしい。
――収録を終えられての感想をお聞かせください。
「勝負が白熱し過ぎて、途中で何をしに来たのかわからなくなりました(笑)。でも作品の魅力もちゃんとお伝えできたと思いますし、ハマっているものについても語れて、熱い戦いを繰り広げられたのでよかったです」
――約3年ぶりの番組出演&平野さんとの再会だったそうですね。
「良くんはもともと役者としても人間としてもすごく素敵な方なんですが、久しぶりに会うとさらに磨きがかかってましたね。先輩ですけど、一周まわって愛らしささえ感じました(笑)。一緒にお話しできて楽しかったです」
――平野さんとのモルック対決についてはいかがでしたか?
「良くんはフォームがおじいでしたね(笑)。ただモルックは本来、芝生など外でやるスポーツなんです。だから今度は、本来のかたちで良くんともう一回勝負したいです!」
文=中島文華
放送情報
2.5次元ナビ! #55
放送日時:2021年11月1日(月)20:00~ほか
チャンネル:日テレプラス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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